ウエスト・モロカイ

静かな時間を過ごしたい時は、モロカイ島西部へ。ハワイでも屈指の大きさ、そして静けさを誇るビーチの数々―白い砂浜がどこまでも続くパポハク・ビーチ、穏やかな時が流れるカプカへフ・ビーチ（別名ディクシー・マル・ビーチ）はシュノーケリングやモロカイ島のサンセットを眺めるには最高のスポットです。乾燥したモロカイ島西部は、カイヴィ海峡に面しています。66㎞に渡って、太平洋の荒々しい一面を見せるこの海峡では、モロカイ島のハレ・オ・ロノ港からオアフ島のワイキキまでカヌーで渡る競技会、モロカイ・ホエ・カヌー・コンペティションが毎年10月に開催されています。

かつてパイナップル産業が盛んに行われていた小さな町、マウナロアを訪れてみれば、手作りの凧を売るビッグ・ウィンド・カイト・ファクトリーなど、ユニークなお店に出会えます。かつてはリゾートエリアだったウエストエンドでは、コンドミニアムやコテージなど、宿泊施設も十分あります。カルアコイ・ロードを西に向かい、注意深く進んで行くと、野生の鹿に出会えるかもしれません。体が白い水玉模様で覆われた美しい鹿で、1860年代に、カメハメハ5世へのギフトとして贈られたものです。