コナ

晴天の多いコナ地区は、アナエホオマル湾（ワイコロア・ビーチ・リゾート）からマヌカ・パーク（カウ）に至るまで、実にハワイ島の西側の3分の2を占める地域です。この広大な土地では、コーヒーから史跡まで何でも見つかります。実際に、カメハメハ大王が晩年を過ごしたのがカイルア－コナです。

数々のショップ、レストラン、ナイトライフが楽しめる場所が並ぶこの地域では、フリヘエ宮殿、モクアイカウナ教会、アフエナ・ヘイアウなどでコナの歴史を紹介するウォーキングツアーに参加することができます。

他にも重要な史跡としては、南部のケアラケクア湾があります。ここはキャプテン・ジェームズ・クックが1778年に降り立った所であり、後には殺されてしまった場所です。ケアラケクア湾の南部には、プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園があり、昔の「駆け込み寺」がよく保存されています。カイルア―コナの北にはカロコ・ホノコハウ国立歴史公園があり、およそ5㎢もある敷地内には、古代のヘイアウ（神殿）、養魚池、ペトログリフが見られます。

マウナロアにさえぎられて、コナ南部は風が穏やかで、透明な海はシュノーケリング、スキューバ・ダイビング、セーリングをするには最適な場所。そして、イルカやホヌ（ハワイアン・グリーン・シータートル）も見られます。コナで最も思い出に残る体験となるものはきっと、スキューバー・ダイビングやスノーケルをしながら、優しく、優美な姿で泳ぐマンタが見られるボートツアーへの参加でしょう。また、コナはディープ・シー・フィッシング、毎年行われるインタナショナル・ビルフィッシュ・トーナメント（8月）の開催地としても有名です。陸地では、ホルアロアといった涼しい内陸部のスロープに行くことを忘れずに。ここでは、100％コナコーヒーの独特なフレーバーを試してみることができます。何より、コナはそれで有名なのですから！