ハワイのアドベンチャー - ハワイ州観光局 | Go Hawaii

アドベンチャー

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アドベンチャー

エメラルド色から深いネイビーブルーに輝く海、緑豊かな渓谷、美しい白砂が続く海岸線。飛行機の窓越しにその景色が目の前に広がった瞬間から、あなたのハワイでの特別な時間が始まります。

アロハがあふれるハワイの島々には、世界のどことも一線を画す、自然に満ちた体験が待っています。活火山の壮大なパワー、伝統的なフラの美しさ、ハワイならではの様々なアクティビティやアトラクション、カルチャー体験。あなたのハワイを存分にお楽しみください。
 

ハワイでホエール・ウォッチング

ザトウクジラとは

ザトウクジラとは

ザトウクジラ(ハワイ語ではコホラ)は大人のオスで体長約 12 ~16メートル、体重最高 45 トンと、ヒゲクジラ種の中でも大きな部類に入ります。その大きさにも関わらず大変身軽で優美な動きを見せます。海を眺めていると、ザトウクジラが海面から自分の身体の半分ほどもある高さまで飛び上がり、大きなしぶきをあげて再び海に戻る姿を目にするかもしれません。オスのザトウクジラの出す「声」は、水中で最高19km離れたところまで聞こえるということです。

ハワイにクジラが来るのはなぜ?

ハワイにクジラが来るのはなぜ?

全世界から観光客がハワイの穏やかな気候を求めて訪れるように、ザトウクジラもハワイの島々を取り巻く暖かい浅瀬(水深約180m未満)に集まって来ます。研究者は、北太平洋に生息するザトウクジラの3分の2がハワイに戻ってきて繁殖し、子を産み育てると推測しています。アラスカ湾からハワイまで、2 ヵ月弱で約5千キロもの距離を移動し、この地で長い休暇を過ごします。12月から 5月にはたくさんのクジラが集まり、島も見物客で大いに賑わいます。

ハワイでは、コホラの再来は訪問ではなく里帰りだと考えられています。ザトウクジラの子供はハワイの海で生まれるので、カマアイナ(地元民)と考えられています。ハワイアンの間では、コホラはアウマクア(先祖の霊、守護神)だと信じる風潮もあり、最高の敬意が払われています。

 

クジラを見るには

クジラを見るには

ハワイのどの島からでも見ることはできますが、マウイ島西部(ラハイナとカアナパリ)、ラナイ島、モロカイ島の間の浅瀬のアウアウ海峡は、ザトウクジラを見るには世界でも有数のベストスポットです。クジラを近くで見るなら、ホエール・ウォッチングのツアーがお勧めです。クジラと観光客の安全を守るため、ボートはクジラの約 90m 以内に近づくことはできませんが、巨大なクジラが海面から飛び出すと、とても近くに感じられます。ボートツアーでなくても、ザトウクジラのアクロバットのような動きや、3~6mの高さにもなる潮吹きは、陸上からでも見られることがあります。

ハワイでサーフィン

現代行われているサーフィンはハワイで生まれ、ハワイの歴史や文化と強く結びついています。波に乗りたいと思ったら、ハワイほどサーフィンを習うのに良い場所はなく、まさに海と一体になる感覚を味わえます。ハワイにおけるサーフィンの起源、プロサーファーの活躍が見られる場所や、サーフィンのレッスンが受けられる所を知り、次回のハワイ旅行の参考にしてみてください。

サーフィンの歴史

サーフィン(ハワイ語で「ヘエ・ナル」)に関する記述は、1779年、キャプテン・クックの死から数か月後にジェームズ・キング中尉が記したものが最古だと言われています。ハワイ島のケアラケクア湾にて、木の板で波にのる先住民に触れ、「彼らはこの運動で感じられる動きをとても楽しんでいるようだ」と、サーフィンの魅力を伝えています。

サーフィンの起源は古代ポリネシアと言われていますが、その後ハワイにて盛んに行われるようになったと考えられています。かつてはアリイ(ハワイの王族)にのみ許されたスポーツだったことから、「王様のスポーツ」とも呼ばれ、カメハメハ大王自身、サーフィンの名手として知られています。1819年、ハワイにおけるカプ(タブー)制度の廃止に伴い、一般の人々も自由にサーフィンができるようになりましたが、1800年代に到来した西洋のキリスト教宣教師達は、フラやサーフィンといったハワイの慣習を禁じました。

1800年代後半になると、ハワイ王国が終焉を迎えようとする中で君主となった「陽気な国王(メリーモナーク)」とも呼ばれるカラカウア王は、フラを復活させてハワイ文化の誇りを取り戻しました。それを受けて1900年代初頭には、ワイキキビーチにてサーフィンも復活します。ちょうどその頃、サウスショアでサーフィンに親しんで育ったデューク・カハナモクが、サーフィンやカヌーの乗り方を観光客に教える、ワイキキ・ビーチ・ボーイズの一人として活躍しました。彼は後に、オリンピックの水泳選手として金メダルを何度も獲得するなど活躍し、「近代サーフィンの父」としても知られるようになりました。今では、デュークの銅像が建てられ、初めてのサーフィンで最初の波を待つ人々や観光客を温かく迎えています。

サーフィンを見学する

1950年代、オアフ島西部のマカハやノースショアのワイメア湾で、サーファー達が巨大な冬の大波(ビッグ・ウェイブ)に乗るようになりました。ハワイにおけるビッグ・ウェイブのシーズンは11月から2月頃、ノースショアで波が大きくなります。どの島でもサーファーが波に乗る様子を見ることができますが、世界屈指のサーフィン競技会の数々がオアフ島のノースショアで11月と12月に開催されており、中でもバンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィンは最大の大会となっています。これらの競技会で活躍するプロ・サーファーの姿を見に行く予定のある方は、渋滞が予想されますので、早めにお出かけになることをお勧めします。

どの島でも冬場はノースショアの波が高くなり、夏場はサウスショアの方に良い波がやってきます。オアフ島のノースショアは、サーフィンのスポットとして有名で、サーファーを見学しやすいビーチとしてはワイメア湾、サンセット・ビーチ、バンザイ・パイプラインが知られています。

ハワイでサーフィンを楽しもう

ハワイでサーフィンを習う

ハワイでサーフィンを習う

ほぼ全ての島で、サーフィンのレッスンが行われています。レッスンは1~2時間、経験豊かなサーファーが波の穏やかな場所で教えます。初めての方には乗りやすいロングボードを使い、インストラクターの助けを借りて、サーファーの一人として漕ぎ出しましょう。サーフィンデビューするには、ハワイではワイキキビーチがベストスポットの一つです。

ワイキキ、 オアフ島

ワイキキ、 オアフ島

ワイキキ・ビーチは波のうねりが穏やかで、サーフィン・デビューのベスト・スポットです。クヒオ・ビーチやワイキキ・ビーチのブースにいるワイキキ・ビーチ・ボーイズは、何世代にも渡りワイキキでサーフィンとアウトリガー・カヌーを教えている生粋のプロ。安心してレッスンを受けられます。

ノースショア、オアフ島

ノースショア、オアフ島

サーフィン伝説の地、ノースショアでは、ベテランも初心者もパーフェクトな波を体験できます。冬の波は9m以上にもなりますが、夏はずっと穏やか。サーフィンが初めてでも「水の上を歩く」ような感覚を味わえます。

ラハイナ &キヘイ、マウイ島

ラハイナ &キヘイ、マウイ島

太陽輝くマウイ島西部のラハイナ。ここのサーフィン・スクールでレッスンを受けて、リーフの避け方を覚えましょう。ラハイナのすぐ南のラウニウポコ州立公園は、波が穏やかでビギナーにぴったりのポイントです。ラハイナからさらに南へ行ったキヘイのビーチは波が小さく、初めてのサーフィンでも安心です。

ハナレイ、 カウアイ島

ハナレイ、 カウアイ島

緑豊かな「庭園の島」カウアイ島でもサーフィンを習うことができます。冬はプロ・サーファーたちがオフショアでビッグ・ウェーブに乗る姿を見られるハナレイ湾ですが、もっと岸辺に近いところの静かな波なら初心者サーファーでも安心してトライできます。

ポイプ、 カウアイ島

ポイプ、 カウアイ島

カウアイ島のサウスショアでは、太陽降り注ぐポイプ・ビーチでサーフィンのレッスンを受けられます。ポイプ・ビーチは、米国のベスト・ビーチに選ばれたことがあるカウアイ島自慢のビーチです。

カハルウ・ビーチパーク、ハワイ島

カハルウ・ビーチパーク、ハワイ島

アリイ・ドライブのカイルア・ビレッジ(カイルア・コナ)からすぐ南に、カハルウ・ビーチパークがあります。ここにはホヌ(ハワイアオウミガメ)がよく現れるため、「タートル・ビーチ」とも呼ばれます。サンゴ礁が広がるシュノーケリング・スポットのすぐ外側は、波が穏やかな時にサーフィン初心者がレッスンを受けられるとコナで人気のスポットです。

スタンドアップ・パドル・サーフィン

スタンドアップ・パドル・サーフィン(SUP)は、近年ハワイにて大変人気のあるサーフィンの一種で、幅が広めで長いボードの上に立ち、パドルを使って操作するものです。コアマッスルを鍛えるのに効果があるため、SUPは波に乗るよりもフィットネス目的でよく行われています。ご自身と、他の海水浴客やサーファーの安全のため、SUPはレッスンを受けてから行うことが強く勧められています。

注意:サーフィンやスタンドアップ・パドル・サーフィンをする際は、全ての警告サインを確認し、指示に従ってください。波の状況の変化、強い海流、岩礁などについて、インストラクターにご相談ください。ご自身の習得レベルに合った波の様子か十分見極めながら、無理のないように行ってください。