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My Favorite Hawai‘i vol.3 近藤純夫
私のこだわりハワイ
ハワイと日本の食材はとても相性がよいのだそうです。ハワイの食材のお話とともに、吉原さんのアイディア満載のヘルシーハワイアンレシピも教えていただきました。 2 1  
 
Q.ハワイの食材で、特に興味を持っているものは何ですか?
ハワイには形がキレイで美味しくてヘルシーな食材がたくさんありますが、タロイモとブレッド・フルーツ(ウル、パンの木ともいう)には特に興味がありますね。タロイモは日本のエビイモやセレベスに似ていますが、もともとポリネシア地域全体で主食となっている食材です。切ると鮮やかな紫で本当にアートのよう。いつ見ても感激します。蒸して日本のワサビしょう油で食べるととても美味しいです。ウルの実は、ちょっと熟すとサツマイモをふかした感じになります。ふかしたウルは、今日ご紹介するお料理のラウラウとよく合います。いろいろな食材との組み合わせを試しているのですが、ハワイは島国のせいか、同じく島国である日本の食材との相性もいいような気がしますね。
 
近藤さんの Deep Hawai‘i
●お豆腐のラウラウ
「ラウラウ」は代表的なハワイアン・フードのひとつで、タロイモの葉などで豚肉やサーモンなどを包んで蒸し焼きにしたもの。今回はタロイモの葉の代わりに小松菜を使用。まず豆腐、小麦粉、ニュートリショナルイースト(フレーク状の酵母)を混ぜ、食べやすい大きさに分けてさっと焼き、炒めたタマネギとハワイアンソルト、オイルを加えて小松菜で巻いて、ホイルに包んで蒸します。
●アボカドのレモンポキ
「ポキ」とは“漬け”料理のこと。“マグロのしょうゆ漬け”と似ています。角切りにしたアボカドに、ふのり、ちぎった豆腐、一口大に切ったトマト、タマネギのせん切りを入れて混ぜ、レモン汁、しょう油、ごま油、塩、赤唐辛子粉で味つけ。そのままでもおいしいですが、冷蔵庫などで少し冷やすと、味が染みてより濃厚な味わいに。
●ブラック・ビーンズのスープ
ブラック・ビーンズは、日本のいわゆる黒豆とは少し違う品種です。作り方は、ブラック・ビーンズを一晩水につけてふやかし、やわらかくなるまで煮て、みじん切りにしたタマネギとニンニク、月桂樹の葉を入れてさらに煮て、塩とオリーブ・オイルで味つけします。体の芯から温まるヘルシーなスープです。
●紫サツマイモとリンゴのサラダ
ニンジンと紫サツマイモを柔らかくなるまで蒸し1cm角に切り、やはり1cm角に切ったリンゴ、細かく切ったレーズン、タマネギのせん切りとあわせ、豆腐をベースにしたマヨネーズで和えます。最後にシナモンとブラックペッパーを入れて混ぜ合わせれば出来上がり。豆腐マヨネーズは、最近は日本でも作られているそうです。
●ブラック・オリーブペースト
ブラック・オリーブ、ニンニク、タイム、オリーブオイル、レモン汁を合わせてブレンダーにかければできあがり。少量ならすり鉢で混ぜてもOKです。食欲をそそる豊かな風味でパンだけでなく、野菜スティックなどにつけても美味しくいただけます。少し多めに作って冷蔵庫で保存しておくと便利です。
●ジンジャーティー
すりおろしたショウガにハチミツを加えて、お湯を注ぐだけ。風邪をひいたときなどにもおすすめです。
     
白澤秀樹さんが語るハワイの魅力

ビッグ・アイランド ヒロのノスタルジックな雰囲気にひかれて

10代の後半に旅行で訪れたのがハワイとの最初の出会いです。以来ずっと通っていますので、もう数えきれないぐらい行ってますね。僕たちは熱海育ちなのですが、最初にヒロを訪れた時、昭和30年代頃の熱海というか、高度成長時代前の日本に非常に似ていて懐かしい感じがしました。山があって海があって2階屋がずっと並んでいて、ノスタルジーを感じましたね。しかも、その時にたまたま出会った日系のおじいちゃんが、僕が熱海出身であることを知ると、『熱海の海岸を散歩する』という歌を歌ってくれたり・・・・・・。自分なりの接点がいろいろあってヒロに惹かれました。ビッグ・アイランドは広さからいっても大きくて、自然も豊富で生活するには最適ですよ。それから、僕がハワイで興味を持っているのは、各国の食文化がミックスしている点。市場に行けば、いろいろな国のおばちゃんたちが、それぞれの国の食材を売っていてすごくおもしろいですよ。なかでもヒロのファーマーズ・マーケットは生活のにおいが立ち込めていて一番楽しめます。それと、なんと言っても気候が素晴らしいですね。ハワイにいると毎日のように虹を見かけますが、ハワイのイメージはまさに虹に象徴されると思います。いろいろな民族が虹のように仲良く平和に暮らしている。ハワイという地はある意味、未来の地球の雛形じゃないでしょうか。それはおそらく穏やかな気候が影響していると思います。

僕はオーガニック・ショップやレストランの経営、女子校や大学での食と環境を柱にした快適生活の講師など、これまで20年以上にわたって、食に携わってきました。それで今思うのは、「食はまずは美味しいことが大切」、加えてヘルシーならば、なおさらいいですよね。それには、バランスが大切なんです。僕たちはそれを“和食”と言っています。“和”は日本食という意味ではなくて“調和”とか“平和”の意味。今はそれをベジタリアンとかマクロビオティックというスタイルで提唱していますが、決して「肉を食べるな」ということではなく、今まで肉を食べる比重が多過ぎたから、もう少し抑えてほかの食物もバランスよく食べよう、っていうことなんです。そういう考えを今後ハワイで何かカタチにできればと考えています。

 

近藤さんの Deep Hawai‘i
ハワイ滞在中のお2人から、日常の”お気に入り”を、コメント付きで送っていただきました。
南国ではパレオが一番。 デザインや色も楽しい。これはヒロで手に入れたパレオ。
ハワイでの楽しみの一つはアンティーク。これはヒロのジャズが流れる小さなお店で見つけた、コーヒーマグ。ボッテっとしたかたちがなんとも愛らしい。
毎週水曜日と土曜日にDownTownで開かれるマーケット。多国籍な市場~超ローカルだけどグローバル。
Down Townにあるアンティークショップで見つけたカゴ。月のゆりカゴみたいで、お気に入り…
カラパナの海沿いに実るノニ。ビンにいれて日のあたる場所におく。数週間でエキスが上がって、自家製ノニジュースの出来上がり。満月の日、ティ スプーンに一杯だけ飲んでいる。
今年はちょうど梅干しを干す時期にHawaiiへ。梅干しのビンを抱えて海を渡った。小田原の梅に琉球の海塩、Hawaiiの太陽で干した梅干し。
HiloにあるRainbow falls。午前中によく虹がかかる。
これはなんでしょう?…ハワイのトラディッショナルな釣り道具。なんともプリミティブでかっこいいアートだ。
ビーチで拾った貝を空きビンにいれた。波の音が聞こえそうな花器。
プロフィール
吉原亜希(よしはら あき) 白澤秀樹(しらさわ ひでき)
二人とも熱海生まれ。地元熱海とビッグ・アイランド ヒロを拠点に食や環境に関わる活動を展開。熱海ではハワイ料理とベジ・マクロ料理をアレンジした料理教室やケータリングサービスなどを行っているほか、雑誌などでハワイの生活や食に関するコラムも執筆。Tropica主催。
ホームページURL http://homepage.mac.com/tropica/
プログURL http://tropica.typepad.com
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