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| Q.1 |
お仕事の内容と、現在のお住まいを教えてください。 |
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| ギターやウクレレをデザインし、作っています。バイオリンも作ります。基本的には、楽器店に出すものではなく、素材にもデザインにもこだわりたい人のためのオーダーメイドが中心です。住まいはカウアイ島東部のアナホラの山の中。熱帯雨林に囲まれたようなところに住んでいます。母屋と、別棟のアトリエ、それにたくさんの木々と、広い庭とピクニック・テーブル、そしてすぐ近くを流れる小川があり、住み心地は最高です。 |
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| 30年前に本土から移ってきました。コアという木に魅せられてしまったからといってもいいでしょう。木は、伐採され、あるいは倒れて木材になっても生きています。実際に楽器になるまでには、木材の良いところを選び、十分乾燥させて、木が良い音を作り出すまで待たなければなりません。だから、良い木があるところに私がやって来るのがベストの選択だったのです。伐採するのではなく、木材を入手するわけですが、自分のところで乾燥させ、木を削り、組み合わせ、音響室で音をチェックし、仕上げまでをすべてできるような環境を整えました。現在、カウアイ島のコケエやアナホラ産のコアなど、地元で手に入る貴重な材料を使ってギターやウクレレを制作しています。 |
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| Q.3 |
コアで、どんなウクレレやギターを作っているのですか? |
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| オーダーにより、さまざまです。コア100%のギターもあれば、コアのボディにエボニーのネックなど、複数の材料を組み合わせたものもあります。装飾には貝などを使います。オヒア・レフアの木で12弦ギターを作ったこともあります。もちろん、ハリケーンで倒れたオヒア・レフアの廃材を使いましたよ。ハワイはウクレレやスラックキー・ギターという独自の楽器や奏法があるので、ミュージシャンのギターへのこだわりも強いです。ブラザーズ・カジメロのローランドにはダブルネックのギターを作りました。そのほか、ルー・リードやジャクソン・ブラウン、タジ・マハールなど各国のアーティストにも、それぞれの個性や希望にあわせたギターを作ってきました。 |
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| Q.4 |
これからは、どのようなものを作っていきたいとお考えですか? |
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| 例えば、ギターにはボディにサウンドホールという穴があいていて、だいたいは中央にあるのですが、今度、私の30周年モデルとして、穴の形をタロイモの葉の型に抜き、左右対にするタイプをデザインしました。ネックにはカウアイ島の山をあしらっています。このように、第一に音がよく共鳴して楽器としての質が高く、なおかつオリジナリティがあるものを作っていきたいですね。特に、ハワイで愛され、大切にされている自然やスピリットを、楽器に吹き込んでいきたいと思っています。 |
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| Q.5 |
それには、コアという木がとても重要なのですね。 |
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| そうです。昔は、ハワイ王室のみが使うことのできたコアの木は、今は誰もがその製品を手にすることができますが、その一方で、保護の対象になっているほど貴重なものです。木目は多様で美しく、ギターのデザインに魅力をプラスしてくれます。私たちコアの木を使っている人間こそ、その価値と守っていく方法について深く考えなければなりません。今、うちの庭にもコアの木があります。毎日、コアのそばで、風の音を聞き、葉が落ちるのを眺め、一緒に暮らしているんです。 |
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