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ハワイの歴史とスピリット
絵で見るハワイの歴史
神々の存在と人々の暮らし
1つの谷間に、1つの共同体がつくられ、渓谷から流れ下る水を、大量の水を必要とする タロイモ畑に引き込み、育てました 

ポリネシア文化の影響下にあったかつてのハワイでは、古代のアジア諸国同様、森羅万象すべてのものに神が宿るという思想が浸透していました。戦の神である「クー」、創造の神「カネ」、豊穣と収穫の神「ロノ」、海洋や暗闇を司る神「カナロア」の四大神をはじめ、さまざまな神が信仰の対象となり、人々は神に祈りや踊りを捧げることで、その霊力を生活の中に取り込もうとしていたようです。身近にヘイアウ(神殿や祭壇)を作り、また、暮らしの面では、独自の土地分割システムを導入し、完全な自然循環社会を実現していた点も注目に値します。貨幣を持たなかった当時の人々は、川を中心に山の頂から海岸まで続く扇状の土地をひとつの単位(アフプアア)とし、小集団による自給自足生活を営んでいました。畑から出た泥水は地下をくぐらせて海に流したり、飲料水を確保するため、川の上流部は立ち入り禁止にするなど、できるだけ環境を破壊しないためのエコロジー的発想が、当たり前のものとして生活の中に根づいていたといえます。神の恵みとして食物をいただき、薬草を採り、すべては神の宿る大地に再び返すことで、また恵みを得られるという考え方が、古代ハワイアンに浸透していたのです。

神話や伝説が数多く残るハワイ。写真は、カメハメハも戦った険しいイアオ渓谷(マウイ島) 文字を持たなかった古代ハワイアンが残した絵文字、ペトログリフ。石の上に子どもの誕生や家畜など、人々の暮らしが表現されています 今もハワイアンの伝統料理として残るポイ。タロイモを蒸してからすりつぶして発酵させたもので、主食とされていました

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