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無人島だったハワイ諸島に、最初に人間が住み着いたのは紀元500~700年の時代。マルケサス諸島からやってきたポリネシア人が最初の上陸者と伝えられています。ハワイの神話に登場する小さくも強靱な肉体を持った「メネフネ族」こそが彼らであるという説もあります。その後、紀元1100年頃にタヒチ人が大量移住し、各島に分散。神殿や灌漑施設、養魚池などを作り、生活の基盤を整備しました。その後、次第に、タロイモやココナツ、サトウキビなどさまざまな食物や家畜も持ち込まれ、定着していきます。
ところで、マルケサス諸島からハワイまでは3500キロもの距離があります。タヒチからハワイまでは約4000キロ。当時のポリネシア人たちはスターナビゲーション(星の位置を基準にした航海術)や、食料の保存備蓄術など、卓越した航海技術を持ち、小さな双胴のカヌーに乗り込んで海を渡ってきたといわれていますが、はたしてそんなことは本当に可能だったのでしょうか? それを証明するため、1975年、学者たちは航海に利用されていた当時のカヌーを復元した「ホクレア号」を製作し、ハワイからタヒチまでの実験航海を試みました。これが見事成功し、ポリネシア人たちの航海技術の高さが改めて証明されることになりました。
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島はやがて緑豊かな植生をたたえ、人間の暮らしに恵みを与えるようになります。ポリネシア人が渡ったときも、こんな風景だったに違いありません |
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森羅万象に神が宿ると信じたポリネシア人は、いたるところにヘイアウ(神殿・祭壇)を作りました |
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ポリネシアンの何千キロもの航海の奇跡をたどった、伝統航海再現の主役、双胴のカヌー、ホクレア号 |