
アロハ! ハワイもすっかりクリスマス・デコレーションに包まれ、お出かけが楽しい季節となりました。マウイ編最後となる今回は、マウイ島の最高峰ハレアカラの山頂で星空を眺めるスターゲイジング・ツアーをご紹介します。
「太陽の家」と言う意味を持つ、世界最大の休火山として知られるマウイ島のハレアカラ山。標高3055メートルの頂上から望む朝日や夕日は驚くほど美しく、その雄大な景色を見に行く様々なツアーが人気を呼んでいます。それら人気ツアーの中でも、沈み行く夕日と満天の星空を眺める、一度で二度おいしいスターゲイジング・ツアーに参加してきました。今回参加したのは「風マウイ」というツアー会社が催行している少人数制のツアー。星のエキスパートであるガイドさんが、日本語で楽しく詳しく説明してくれるので、星の知識がなくても気軽に参加できます。
ツアーではガイドさん運転のバンが各ホテルまで参加者を迎えに来てくれます。今回はカパルアに宿泊だったので、予想よりかなり早めの午後2時半出発。ここからハレアカラ山頂まではクルマで3時間程かかり、さらに冬が近づき日没が早くなっているのでこの時間に出発しなければ間に合わないとのこと。実際に山頂に到着したのはちょうどサンセット前でした。その日のツアーを案内してくれたのは、ガイドの「ジュン」さん。マウイのことから星のことまで、ひたすら楽しいおしゃべりが続き、バンの中は笑いの渦。長いドライブもまったく苦になりません。今回はオアフ島からの日帰り参加者を待つ時間調整のため、特別にハワイで唯一のクリスピークリーム・ドーナツに立ち寄りドーナツをご馳走になりました!
この日は午後からトレードウインドが止まって雲が多くなり、カフルイ空港からハレアカラ方面を見ると山の中腹から上はすっぽりと雲に覆われています。それでもジュンさんは「レーダーや天気予報と長年の経験から判断すると多分大丈夫!」とバンを走らせます。高度も2,000mを越えハレアカラ国立公園に入った頃には、周りはすっかり雲の中。霧に包まれた中で国立公園管理事務所で休憩した時には、気温もかなり下がり、ダウンコートを着て山頂付近に自生する珍しい高山植物、シルバーソード(銀剣草)を見学しました。しかし頂上に近付いても辺りの霧は晴れず、山頂手前にあるクレーターリム・ビジターセンターの展望台からもクレーターは全く見えない状態で、さすがのジュンさんもちょっと焦り顔。それでも「絶対に星の見えるポイントを探します。とりあえず頂上まで行ってみましょう。最後まで諦めませんよ!」と数百メートル先の頂上までバンで移動しました。するとそれまで止まっていた風が動き始め、みるみるうちに雲が下方に流れて頭上には雲一つなくなり、目の前には雲海の素晴らしい夕景が広がりました。
壮大な夕景を堪能した後は、クレーターリム・ビジターセンターの駐車場に戻ってお弁当。辺りも暗くなってきていよいよスターゲイジングの始まりです。ダウンコートを着込んでも寒いくらい外はかなり冷え込んでいるので、いただいた熱いお茶を湯たんぽ代わりにジュンさんの楽しい説明を聞きながら、天体望遠鏡や天体双眼鏡などを使って星空を観察しました。この日はあいにく満月だったこともあり、5%くらいの星しか見えないとのことでしたが、それでもホノルルで見るよりもたくさんの星が夜空にきらめいています。また満月だからこそ月面のクレーターや海などの素晴らしい月の姿を見ることができました。100%の星で埋め尽くされた夜空を見ると泣いてしまう人もいるとのこと、次は是非、新月の時に再チャレンジすることを心に決めて頂上を後にしました。
ツアー料金にはホテルへの送迎、温かいお茶とお弁当、ダウンジャケットが含まれています。山頂はO度前後になることもあるので、できるだけ暖かい服装を準備し、靴はスニーカーなど歩きやすい物で参加されることをお勧めします。
![]() 珍しい高山植物「シルバーソード」 |
![]() すっかり雲に包まれた頂上付近 |
![]() 眼下に広がる雲海は神秘的 |
![]() 熱心かつおしゃべりが楽しいジュンさん(右) |
![]() 雲(海のようですが)に沈みゆくサンセット |
![]() 人気の写真スポット |
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