
常夏といわれるハワイですが、実は微妙に季節はあるのです。11月から3月ぐらいに掛けては冬といってよく、寒がりの私は朝晩は必ず長袖着用。ちょっと標高の高い場所にある家ではストーブが欲しい時があるほどです。そしてこの時期に時々訪れるストーム。なんとこのハワイに雪を降らせるのです。
ハワイ島の中央に聳えるマウナケアは標高4200m。いくら熱帯ハワイにあるとはいえ、山頂周辺は日が暮れると氷点下になる高山です。今年ハウイでは1月の終わりに数日悪天候が続きましたが、その雨雲がようやく晴れ、ひさしぶりにその 姿を見せた マウナケアは、すっかり雪で覆われていました。実は、マウナケアとはハワイ語で「白い山」という意味。冬になると山頂に雪をいただくこの山をみて、古代ハワイ人は、こんな名前をつけたのですね。そしてハワイの伝承では、マウナケアの山頂には雪の女神ポリアフが住んでいるといわれています。このポリアフは、キラウエアに住む火山の女神ペレのライバルで、このふたりはことあるごとに対立し、たいへん仲が悪いとされています。たしかに火とそれを冷やして消してしまう水の関係ですから、相反するのも当たり前。自然を崇拝して大切にしたハワイアンは、そんな自然現象を神格化して表現したのですね。
マウナケアの山頂は4輪駆動車でないといけず、雪が降った時は危険も増すので、もし行きたければ、ツアーに乗るのも手です。マウナケアは有数の天体観測のスポットで、世界各国の天文台がたくさん並んでいます。この 降るような星空を見るツアーがハワイ島では人気のアクティビティで、山頂での夕陽も見ることができます。この時期参加すると、うまくするとハワイでの雪景色も体験できるかもしれないというわけですね。
ともあれ、冬のハワイ島は、ビーチでは海水浴が楽しめるのに、山を見上げれば雪景色も楽しめる。そんな風景が目の当たりに出来るのは世界中を探しても、この島ぐらいしかないかもしれません。
*マウナケア山の山頂へは4輪駆動車が必要です。また高山病の恐れがあるため、心臓疾患や妊娠中の方、また12歳以下の小さいお子さんは中腹のビジターセンターより上への登頂はできませんので、ご注意を!
嵐が去って晴れ渡った青空の下、雪をかぶったマウナケア
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