












さて、今回は「ヒロ・コーヒー・ミル」をご紹介したいと思います。ハワイ島コナ地区のコーヒー農園は皆さんもご存じの通りとても有名ですが、実はヒロの中心街から車で約25分のマウンテン・ビューにもコーヒー農園があります。こちらは独自のコーヒーを栽培して販売するだけではなく、プナ地区、ハマクア地区、カウ地区などのコーヒー農家をサポートするために2001年にスタートしました。私はハワイ島のコーヒー栽培はコナ地区だけと思っていたのですが、1800年代後半頃にはサトウキビプランテーションと同じようにハワイ島東側でもコーヒー栽培が盛んで、多くの日本人移民が働いていたそうです。
こちらの施設ではファームツアーが行われており、農園見学やコーヒー豆製造の過程などを見学することができます。(所要時間は約1時間30分~2時間、英語のみ、要予約)。 ショップではオリジナルコーヒー、各地区のコーヒー、ロゴ入りオリジナルバックやTシャツ、マグカップ、コーヒーグッズなどが販売されています。もちろんコーヒーのテイスティングコーナーもありますので、お店の方に声をかけて下さいね。またこちらのショップはカフェ風になっているので、コーヒー、スムージーなどの飲み物、ベーグルやワッフル、ラップなどの軽食が楽しめます。そして地元の農家や牧場をサポートするためにできるかぎり地元産の野菜や卵、肉を使っているので美味しいですよ。
ボルケーノとヒロの間にありますので、ボルケーノ観光の帰りにでも立ち寄ってみて下さいね。
看板はあまり大きくないため見過ごしやすいので気をつけて下さい(12と13マイルマークの間です)。
ヒロ・コーヒー・ミル

アロハ・カコウ! ヒロといえば雨の街という印象が強いのですが、エルニーニョの影響で最近はずーっと良いお天気が続いており、地元の方はお庭の水撒きが大変そうです。でも朝晩は冷え込みますので上に羽織る長袖は必需品です。もちろん日中の日焼け防止対策もお忘れなく。
さて、今回はこのような暑い日に恋しくなってしまうビールの工場をご紹介します。皆さん、日本でもご当地ビールが人気ですが、ハワイ島ヒロにも地ビールがあることをご存じですか? その会社は「ハワイ・ヌイ・ブリューイング」(旧メハナ・ブリューイング・カンパニー)です。2009年1月にカウアイ島のケオキ・ブリューイングとハワイ島ヒロのメハナ・ブリューイング・カンパニーが合併し新しい社名になりました。パッケージが新しくなっているものもありますが、現在も変わらず両社のビールを購入できるそうです。こちらのビールはもちろんヒロ市内のスーパーマーケットでも購入できますが、やはり工場がヒロ市内にあると知ったら足を運びたくなるものですよね。場所はハワイ・コミュニティー・カレッジの向かい側にあります。初めは勝手に工場の敷地内に入ってしまっても良いのかしら・・・と不安になりますが大丈夫です。ちゃんとストア案内のサインが設置されていますので、サインに従ってお進み下さい。
店中に入るとロゴが入ったTシャツや帽子などのオリジナルギフトグッズやビールが陳列されており、試飲コーナーもあります。こちらでは現在販売されている10種類のうちの6種類が試飲できます。ライトなものから順にスタッフの方が用意して下さいますので、ビールの味は良く分からないという方でも、それぞれの特色を味わうことができ、自分好みの1本を見つけることができると思います。その中には昨年11月から2月位までの季節限定の「サザン・クロス・ウィンター・エール・ビール」があります。この時期にしか味わうことができませんので、こちらも是非お試し下さいね。
また、かわいいオリジナルボトル(約1.5リットル用)が販売されていますので、そのボトル($6.99)の中にできたての新鮮なビール($8.99)を詰めて購入することが可能です。次回購入の際はそのボトルを持参すれば地球にやさしい「3R」のリユースですね。そしてなんと毎週月曜日はスペシャルデー。ボトル用ビールは1ドルオフとのことです。さすが工場ならではの特典ですね!また、通常の6本入りパックも販売されていますのでお土産に良いかもしれません。
※ハワイ州の法律では21歳未満はアルコールの購入、飲酒はできません。また、飲酒運転も違法になりますので、車を運転される方は試飲できません。
ハワイ・ヌイ・ブリューリング
住所:275 E. Kawili st, Hilo, Hawaii 96720
閉館日:日曜日
開館時間:8:00-17:30
ウェブサイト:http://hawaiinuibrewing.com/ (英語)



![]() レストラン「スカイガーデン」 |
![]() グッズショップ |
様々な民族が一緒に住むハワイ。各民族によって秀でている才能が違っているようですが、ハワイアンに関していえば、それはまずもって、音楽的センス。家族や友達が集まれば、音楽が余興になるのがハワイのオハナ(家族)で、ひと度歌や演奏が始まると、 特別に訓練を受けているわけでもない普通のおじさんやおばさんがびっくりするほど素晴らしいミュージシャンだったりすることが日常茶飯事なのです。
そんなハワイの才能あふれるミュージシャンの中でもビッグ・アイランドをベースに活躍するアーティストをときどきこのブログで紹介していきたいと思います。
第一回はリム・ファミリー。
音楽一家としてハワイでは知らない人はいないリム・ファミリー。メリー・モナーク・フラ・フエティバル常勝のフラ・ハラウ「ナーレイ・オ・カホロク」を率いるフラ一族として、日本のフラ愛好家の間にもすっかり有名になったこの一家は、ハワイ島ワイコロアを基点に活躍しています。家族全員が優れたミュージシャンなのですが、その内、現在プロフェッショナルとして活躍しているのは、4人。お母さんのメリー・アン、息子のサニー、ふたりの娘ナニとローナです。お母さんのメリー・アンは息の長〜いファルセット・ボイスで知られ、サニーはスラックキー・ギターの名手。グラミー賞のハワイアン部門で受賞歴もある人です。グループのリーダー的存在のナニは、ボーカルとウクレレを担当。彼女は「ナーレイ・オー・カホロク」を、もうひとりのファミリーメンバー、レイアロハと一緒に率いるクム・フラ(フラ師匠)でもあります。そして末娘のローナはウッドベースとボーカルを担当し、その澄み切った歌声で、ステージの度に観客のため息と喝采を浴びています。ハワイの優れたミュージシャンやCDに贈られ、ハワイのグラミー賞と称されるナホク・ハノハノ・アワードを何度も受賞したこともあるグループです。
リム・ファミリーのメンバーのライブは、ハワイ島コハラにあるリゾートホテル、マウナラニ・ベイ・ホテル&バンガローのアトリウムで メリーアンが(月曜〜金曜の19時30分〜20時15分)、同じくマウナラニ・ベイ・ホテルのレストラン、カヌーハウスでサニーが(月・火曜18時〜21時)演奏を行っています。こんな大物ミュージシャンの ライブを気軽に見る事ができるのもハワイならではのよさといえるかも。

2002年のナホク・ハノハノ・アワードを受賞したアルバム、ナ・メレ・ノ・ナ・ハナウナ

左からローナ、メリーアン、ナニ、サニー
ハリソン・フォード主演、スピルバーグ監督の人気映画「レイダース」の第5弾が制作されています。主演のハリソン・フォードはアクション映画にはもう少々おじいちゃん過ぎないか?という議論もあったとウワサはあれど、結局は彼が看板の映画、というわけで、主演続行。映画は“Indiana Jones and the City of the Cods” というタイトルで、2008年公開の予定だそうです。
なにゆえハリウッド映画の話かというと、そう、実は今回の撮影にはハワイ島も登場するんです!ハワイ島でのロケは7月10日スタート。スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス氏もこの日ヒロにプライベート・ジェットで飛んできて、地元新聞の第1面をにぎわせました。
実際のロケ場所の情報は公開されていませんが、ハワイ島東側ハマクア・コーストにある滝のひとつということ。ここでの撮影は3週間ほど行われたそうです。
秘密とはいえ、映画クルーが行き来するとなると、規模も人数も半端でないので、場所はロコ達に嗅ぎ付けられたとか。映画公開後には、この滝はちょっとした観光名所になるかもしれませんね。
ちなみにハリソン・フォード氏、7月13日が誕生日でした。65歳のバースデーを、たぶんハワイ島で迎えたのでは?
www.indianajones.com/whatsnew/

地元の新聞でも1面に載る盛り上がり
雨が多い事で知られるヒロ。年間の降水量は100インチ、つまり2540ミリ。日本の平均降水量は1600ミリですから、雨が多い国日本から来た私にとっても、ずいぶん雨の降るところだということになります。でも、ハワイの雨は日本の振り方とちょっと違い、一日中シトシトと降り続くことがないのが普通。局地的なことも多くて、例えば通り一本隔てただけで雨が降っている所、まったく道路が乾いているところなどがあったりするのです。また降ってもすぐやむ、濡れても暖かくてすぐ乾くので、濡れて歩くのが平気な人も多々。雨の街といわれながらも、傘を自宅に持っていない人だっているぐらいなのです。
日本人にとってはうっとうしいというイメージの雨ですが、多雨なことでの恩恵もたくさん。まず水がとても美味しい!そしてハワイ島の東側は圧倒的なまでの豊かな緑に恵まれています。ヒロの街には美しい湖を持つリリウオカラニ・パークやワイレア・パークなど大きな公園がいくつもあります。また雨の多い事で緑の渓谷の中をいくつもの滝が流れ落ちていて、これも東ハワイの名物になっています。観光名所として有名なのは100メートルの落差を持つアカカ・フォールズや、ヒロのダウンタウンにほど近いレインボー・フォールズなどがあります。
さて、このレイボー・フォールズ、名前からわかる通り、水が虹色に輝くといわれている滝。私も先日、ついにその“虹”を目撃しました! ハワイ島に住んで5年以上も経つのに、実際に水が虹色になるのを見たことがなく、正直いって本当にそんなことがあるのか半信半疑だったぐらいなのですが、いや、事実でしたよ〜。
虹は、太陽が真後ろにあって空気中に水蒸気がある時に、自分の影から42度の角度の位置に見えるのだそうです。つまり、レインボー・フォールズの場合だと、太陽が滝を眺める展望台の後ろ側に来るのは午前中。そして見えやすいのは雨が降った後に晴れて来た時。私が“虹色の水”を見たのも、そういうコンディションの時でした。ダウンタウンから5分と掛からず車で簡単にアクセスできるので、東ハワイを訪れたらぜひ午前中に時間を見つけて行ってみてください。
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レインボー・フォールズに虹がかかったところ。
よく見ると水自体が虹色に光っているのがわかります。
*レインボー・フォールズもアカカ・フォールズも、大型バスが乗りつけるほど人の行き来の多い観光名所ですが、車を離れる時は貴重品を持って、ロックするのを忘れずに。比較的盗難などが少ないハワイ島ですが、この2カ所は意外に車上狙いが多い場所なのです。
世界一活発な活火山があり、アメリカ最南端の地であり、アメリカ唯一のコーヒー産地、そして蘭の花の生産量も世界一…。四国の半分ほどの島ながら、ビッグアイランドは世界一、アメリカ一がたくさんある場所です。そのうちのひとつに数えられる最新の情報をご紹介しましょう。その名もハワイアン・バニラ・カンパニー。ここはなんとアメリカ合衆国で唯一のバニラ農園なんです。バニラって?そう、あのお菓子の香りづけに使う甘い香料です。バニラは蘭のファミリーで、自然には量産がしにくく手間がかかるため、とても高価な作物。コストが掛かりハワイではビジネスには向かないといわれていたにも関わらず、このユニークな植物に魅せられ、夢を持って農園を始めたのがビル・レデコックさん。5年たった今、見事にハワイ島の自慢のひとつになるほど立派な農園に育て上げました。
このバニラ・カンパニーのユニークなところは出荷用のバニラを育てているだけでなく、自家製のバニラを使ったナチュラルなコスメやお菓子なども作っていること。農園に併設されたショップで手に入る他、ネットでも販売しています。オーガニックなスキンケア・ローションなどパッケージも素敵だから、ひと味違うお土産にも素敵です。
また、農園 には一般の人も訪ねて行けるようなカフェもあります。ここでは人数限定、完全予約制のアフタヌーン・ティーやブランチをサービスしていて、ビルさんの美しき妻・トレイシーさんプロデュースによるお手製のお菓子やミールが振る舞われます。ホームメイドといっても料理の数々はとてもセンスよくてプロ級の腕前。カフェは森に囲まれた静かな場所にあり、完全予約制だから落ち着いた雰囲気。大きな窓から咲き込む午後の陽光と鳥の声を楽しみながら、 優雅にバニラ料理の数々を味わってみてください。

場所はハワイ島北西部にあるホノカアという小さな町の郊外の森の中

カフェは一面大きなガラス窓になっていて森を眺めながらお茶を楽しめる

本格的なアフタヌーン・ティーがハワイ島のカントリーサイドで味わえる!

オーナーのジムさんはもともと農業とは無関係の仕事をしていたとか。
自分の夢を信じて叶えた人だ

オリジナル・プロダクツにはお菓子やバニラ・フレーバーのお茶などのほか、
ビューティ・プロダクツもあり。
オーガニックのアロエを使ったアフターサンクリーム$8(手前)や、
サン・スクリーン、ミルク・ハニーなどのローションなど、
甘い香りがリラックスさせてくれる小$4、大$16
HAWAIIAN VANILLA COMPANY
住所PO Box 383, Pohakea Rd., Paauilo, HI
電話808−776−1771
営業10:00〜17:00
休 土・日曜
www.hawaiianvanilla.com
アフタヌーンティ:月曜、火曜、金曜の午後3時から。ひとり $35
ブランチ:水曜、木曜(週によっては火曜、金曜もあり)。ひとり$39
どちらも完全予約制(予約はホームページを通してメールにて)
ビッグ・アイランドはフラの発祥の地ともいわれているところ。それというのも、キラウエア火山に住む女神ペレの妹・ヒイアカがフラの始祖のひとりで、ペレはフラの守り神でもあるからです。そのフラのメッカともいえるハワイ島で、11月8日から11月12日の5日間に渡って、フラの国際フェスティバルが行われたので行ってきました。
モク・オ・ケアヴェというこのフラ・フエスティバルは、ハワイのハラウ(フラ・グループ)のみならず、世界のフラダンサー誰にも門戸を開いた国際大会。今年から新たに始まった大会で、地元ハワイ島のハラウと、日本からのハラウがエントリーしました。なんといっても話題は、伝統的なフラを継承することで有名なハラウ・オ・ケクヒがコンペティションに参加したこと。ハラウ・オ・ケクヒは、古典フラ(カヒコ)のみを踊り、競技会には出場しないことで知られているのですが、このモク・オ・ケアヴェ競技会には特別に参加!そしてモダン・フラのアウアナも披露して、会場を多いに湧かせました。
この競技会で優勝を飾ったのは、メリー・モナーク・フェスティバルでも3年連続優勝の実績を持つナー・レイ・オ・カホロク。日本のハラウからはフラ・ハラウ・カフラ・オ・ハワイが3位に入賞しました。
大会期間中は、競技以外にも、ファルセット・ボイスで有名なアンティ・ジェノア・キアヴェのコンサートや、フラやチャントのワークショップ、クラフトショーなどが行われ、フラダンサーのみならず、ハワイのアートや文化に興味のある人にとっても多いに楽しめたフェスティバルでした。この様子やプログラムはwww.mokuokeawe.orgに詳しく載っているので興味がある方はのぞいてみてください。
モク・オ・ケアヴェ・インターナショナル・フェスティバルは来年もまた11月に行なわれる予定。今度は日本だけでなく、メキシコやアメリカ本土などからも参加がありそうとか。まさにインターナショナルになるこの大会、今から楽しみです。

他では見る事ができないハラウ・オ・ケクヒのモダンフラ競技に、観客も大感激!

優勝を飾ったハワイ島の実力派ハラウ、ナー・レイ・オ・カホロクの古典フラ競技。

ハワイの人間国宝的存在歌手、
アンティ・ジェノア・キアヴェがオープニング・イベントを飾りました。

期間中行われたアート&クラフトショーでは、
このフェスティバルのポスターを描いた画家キャシー・ロングも出店していました。
彼女の左下にある絵が、モクオキアヴェのイメージ・ポスターです。

有名なクム・フラ(フラの先生)やハワイ文化のオーソリティによる
ワークショップがいくつも行われました。
ハワイ島内はもちろん、今ではハワイ中で人気のヒロ発スイーツメーカー、ビッグ・アイランド・キャンディ。ここのチョコディップ・クッキーは、いまやハワイ土産の代表選手に数えられるぐらいポピュラーですが、そんな人気店ながら店舗はヒロの1軒だけ。そんなわけで、大型バスで観光客が乗り付けるほど、連日お店は賑わっています。
このビッグ・アイランド・キャンディで新商品を見つけました。コーン・クリスプ・チョコレート・バーがそれ。チョコレートコーティングの中に塩味のコーン・チップスが入っているというユニークなもの。今までもブラウニーなど、ソフトタイプのチョコレート・バーはあったけれど、このサクサク感は新しい!チョコにちょっぴりソルティな味というのも不思議にマッチしています。
この10月に登場したばかりとのことですが、 早くも人気で売り切れることもしばしば。(私が買いにいったときも危うく品切れになりそうでした)。店で見つけたら、要チェックです。「ビッグ・アイランド・キャンディなら知ってるよ」な〜んていうハワイ通の友達のお土産にも,ニューアイテムなら自慢のお土産にできるのでは。

チョコ・バーといっても大きすぎないサイズなのもマル

Corn Chip Crunch Chokolate Coverd Bars
$10 (10コ入り283g)
ビッグ・アイランド・キャンディ
Big Island Candies
585 Hinano Street
Hilo, Hawaii 96720
Phone: 808-935-8890
Open:8:30am-5:00pm
www.bigislandcandies.com
アイロンマン・レース世界大会
スポーツ競技の中でもとりわけ過酷といわれるトライアスロンは、水泳3.8km、自転車ロードレース180.2km、そしてフルマラソン42.4kmを立て続けにこなすというとてつもない競技。今ではオリンピック種目にもなるほどメジャーになりましたが、その最高峰の世界大会”アイロンマン・レース”は、1981年以来、ハワイ島コナで毎年10月に行われています。
今年の大会は10月21日土曜日に開催。ハワイ島の地震からちょうど1週間後にあたり、一時は延期になるのでは?という心配もあったのですが、予定通りに競技は行われました。本番にむけて綿密な調整に励んでいた選手たちも、関わっている多くのスタッフやボランティアも、この決定にほっと胸を撫で下ろしたことでした。
このアイロンマンレース世界大会のユニークなところは、トライアスロン競技会の最高峰(サッカーでいうならワールドカップ、テニスならウィンブルドン、アメフトならスーパーボウル)でありながら、誰でも参加のチャンスがあること。他のトライアスロンでいい成績を残して認定されたいわばシード選手の他に、一般人も抽選で選ばれれば参加できるのです。ただし毎年1万人を超えるトライアスリートが応募し、参加できるのはわずか1700名というなかなかの狭き門ではありますが…。世界のトップトライアスリートと肩を並べて世界大会に参加できるのは数あるスポーツの中でもこのアイロンマンレースぐらいかも?
大会が近づいてくると、カイルア・コナの街はにわかに活気づきます。街なかには、トライアスリートを歓迎する垂れ幕が掛かり、本番コースの各所には、トレーニングに励む選手たち用に、飲料水やゲータレード、エネルギーフードなどのブースが設けられます。目抜き通りのアリイ・ドライブもこの時ばかりはアスリートたち優先。車は、自転車やマラソンの練習中の選手の後ろから辛抱強くゆっくり走り、クラクションを鳴らすドライバーもいません。
本番の競技は朝の7時にスタート。エントリー選手が順番にカイルア桟橋から泳ぎだします。まるで魚の大きな群れのように押し合いへし合いしながら1700人ものが泳ぐ姿は壮観。トップ・アスリートたちは1時間弱で約4kmを泳ぎきり、わずか2分で準備をすませて自転車レースへ出発します。一番の長丁場はこの自転車。カイルア・コナからノースコハラのハヴィまでの往復で、トップクラスは4〜5時間で走りきります(ちなみに車で行っても往復3時間強!)。そして最後にフルマラソン。この辺りになると個人のタイム差も激しくなって、自転車でようやく戻ってきた選手とマラソンの折り返しを終えた選手がすれ違ったりするのも当たり前の風景。体力の限界に達してリタイアする人、ゴールまではたどり着いたもののその場で意識を失う人がいるかと思えば、ゴール前でバック転したり、観客と握手しながらゴールする選手などもいてまさにドラマチックなレースです。
そして今年、栄えある優勝を飾ったのは8時間11分56秒でゴールしたスタドラー・ノーマン選手(独)。女性は9時間18分31秒のミッシェル・ジョーンズ選手(米)でした。日本から参加した選手は40人あまりで、男性のトップは40位の川原勇人(かわはらはやと)さんの9時間2分2秒。女性は20位の今泉奈緒美(いまいずみなおみ)さんで10時間3分45秒のタイムでした。
そして真夜中の午前0時のタイムカットに1分を切って最後にゴールしたのは最年長、なんと76歳のおばあちゃん。このマドンナ・バダーさん(米)のタイムは16時間59分3秒でした 。完走した選手は1627名 。順位はどうあれ、この過酷なレースを完走しきったすべてが勝者であることに違いありません。すべての選手に拍手喝采!You are the ironman!
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いっせいに泳ぎだす選手たち。まさに圧巻な眺め
(c)2006 Ford Ironman World Championship

女子優勝を飾ったミッシェル・ジョーンズ選手の自転車の走り
(c)2006 Ford Ironman World Championship

ゴール前には観客がびっしりとつめかけて、盛大な声援を送ります
(c)Kaori Mitani

総合優勝のスタドラー・ノーマン選手ゴールの瞬間
(c)2006 Ford Ironman World Championship

日本人選手でトップを飾った川原選手のゴール
ハワイならではのカルチャーはさまざまあれど、その中でもとりわけ美しくて人々を魅了するのが、草花や貝、木の実など自然な素材を組合わせて作るレイ。どんな高価な宝石に勝るとも劣らない、ハワイならでのジュエリーです。なかでも生きた花を使うフラワーレイは、お祝いや大切な行事など、ことあるごとに贈り贈られ、人々の生活の中にしっかりと息づいています。そのフラワーレイ作りの大家として国からナショナル・トレジャー(人間国宝)に表彰されたのがハワイ島に住むマリー・マクドナルドさん。ハワイ州観光局のTVコマーシャルにジェイクといっしょに登場したこともあるので、記憶にある方もいるかもしれません。アンティ・マリーは毎年5月1日のレイ・デイに行われるレイ・コンテストで連勝を続け、これでは他の人にチャンスがなくなるから、とコンテスト出場停止になったというほどの腕の持ち主。レイ作り以外のハワイの文化にも深く通じた、とても素敵なおばあさんです。このマリーさんの自宅の花畑&オーガニック農園・ホノプア・ファームを訪ねるエコ・ツアーがあります。案内をしてくれるのは、アンティ・マリーの娘さんのローエンさん。運がよければ園内を散歩するアンティ・マリーに出会えたり、レイ作りのデモンストレーションをしてもらえるかも。日本語ガイドつきのツアーは6名以上であれば、hawaii@taikobo.comでアレンジできます。ハワイ島に来たら、こんなエコ・ツアーに参加してみてるのもあたらしい楽しみかも。

人間国宝のマリー・マクドナルドさん。
自宅の庭にはさまざなま花やハーブが咲き乱れています

右に座っているのが娘のローエンさん。
オーガニックな野菜農園を経営し、カメラマンでもある多彩な女性

ローエンさんによるレイ作りのデモンストレーション。
母譲りの技はさすが!

農園で採れたハーブを使ったハーブティーやローションなども売っています
ビッグ・アイランドに聳えるハワイ最高峰のマウナケア。標高4200mのこの山は、世界でも屈指の天体観測の好適地として知られています。
そのわけは、太平洋の真ん中にあって低緯度なため、全空の80%が観測できること、人工的な都市の光が少ないこと、山頂付近は晴天率が高く1年の90%は観測可能なこと、高山で空気が薄いため、水蒸気や大気のゆらぎが少なく星がはっきりと見えることなどです。これだけの好条件を備えている場所は、地球上探してもなかなかないのだそう。というわけで、このマウナケアの山頂には世界各国の研究機関が13もの天文台を設けています。
そのうちのひとつが日本の国立天文台「すばる」です。世界最大級の口径8.2mの光学望遠鏡で、150億光年の彼方まで観測できるというもの。簡単にいうと、視力1000(人間は1.0前後ですよね)あって、宇宙の果てまで見えるというスーパー望遠鏡なわけです。すばるは、1991年から実に9年の月日をかけて建設され、2000年から運転開始。現在は世界中の天文学者に公開され、最先端の研究に使われています。
このすばる望遠鏡は研究施設ですから、通常は一般立ち入りは禁止なのですが、実は、前もって申し込むと内部見学をさせてもらえます。
申し込みはすばるのホームページから行います。ツアーは30分で、日本語ガイドによるツアーは11時30分からの1日1回。申し込みは3ヶ月前から出来、遅くとも1週間前までに行います(先着順)。すばるのある山頂の集合場所までは、自分で4輪駆動車を運転して行くか、地元のツアー会社の車をチャーターするなど、自力で行くことになります。(その他詳しい注意事項はホームページを参照のこと)。見学は日中で、実際に望遠鏡で天体を見ることはできないのですが(すばるには肉眼で覗く機能はついていない)、世界の先端技術を担っている日本の天文台を目の当たりにできるのは、なかなかスリリングな体験です。
すばる見学の後も、一般の人は下山しなければならない日没までにはまだまだ時間があります。山頂の周囲をハイキングしてみるのもいいかもしれません。既存の星空ツアーでは見ることのない、世界最標高の淡水湖ワイアウに行ってみたり、マウナケアの女神ポリアフが住んでいるといわれる峰に登ってみたり。ただし、山頂付近はとても酸素が薄いので、自分の体調に合わせてゆっくりと動きましょう。くれぐれも走ったりしないように!
www.subarutelescope.org
●日本国内での問い合わせ
国立天文台広報普及室内
電話番号:0422-34-3688
受付時間 :祝日を除く月〜金曜の9:00〜16:00
日本国外からの問い合わせ
●国立天文台ハワイ観測所所長室 (日本語対応)
電話番号 : +1-808-934-5056
受付時間 :祝日を除く月〜金曜の9:00〜16:00(ハワイ時間)

マウナケアの山頂には13機もの天文台が。中央の銀色の円柱がすばる

すばる内ツアーのガイドの久美子さんとアンドリュー君

青い色の巨大な機械がなんとすばる望遠鏡。肉眼で覗く望遠鏡とはちょっと違います

山頂のすぐ近くにある淡水湖ワイアウ。なんと世界最高峰の湖です

おまけ:
すばる天文台に取材依頼がある度、
忙しい研究の合間を縫って報道陣をお世話してくださる天文学者の布施博士が、
すばると最新の天文学をわかりやすく説明した子供向けの本を出版されました。
なにしろ理系でない人にとっては複雑怪奇な先端科学の世界。
子供だけでなく、大の大人にとっても「すばる」を理解するのに良き参考書物です。
「すばる」見学前に一読するといいかもしれません。
ようこそ宇宙の研究室へ〜すばる望遠鏡が明かす宇宙のなぞ〜
布施哲治著/くもん出版
ISBN4-7743-1167-7ISBN4-7743-1167-7
¥1200
ハワイの主要な島全部をあげて行われるアロハ・フエスティバル。今年で60回目を迎えるこのお祭りが、8月26日土曜日、ハワイ島ボルケーノ国立公園でのセレモニーで幕を開けました。
このキック・オフ・セレモニーが行われたのは、火山の女神ペレが住む聖地ハレマウマウ・クレーター。フエスティバルのシンボルであるロイヤル・コート(古代ハワイの王族)が、ペレに参拝し、5週間に渡るお祭りの無事の進行と祝福を願いました。ペレへ供物が捧げられた後に、今年のキング、クイーンの戴冠式が行われ、続いてペレの家系とされる由緒正しきフラ・グループ、ハラウ・オ・ケクヒによってフラのパフォーマンスが振る舞われました。
ハワイの伝統文化を体感できるセレモニーだけに、コナやコハラなど、遠方から車をとばして見に来た人もたくさん。ロイヤル・コートとフラダンサーの周りには、カメラを構えた観客が二重、三重に壁を作りました。ハレマウマウ・クレーターは 国立公園の中でも人気の見所ですから、それ以外にもセレモニー中にやってくるツーリストがたくさん。偶然セレモニーにはち合わせた人たちは、思いもかけず本物のフラとあでやかな古代装束をまとったロイヤル・コートを目の当たりにできて本当にラッキーだったと思います。
さて、このアロハ・フェスティバルはハワイ島、オアフ島、マウイ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島の6島で開催され、パレードやフラ、ミュージックライブなどなど、ハワイアン・カルチャーを満喫できるイベントが目白押し。ちなみに今年のテーマは、”ナ・パニオロ・ヌイ・オ・ハワイ〜the great cowboys of Hawaii(ハワイの偉大なカウボーイたち)〜”。 各島のイベント情報は、アロハ・フェスティバルのウエッブサイトでチェックできる他、地元の新聞やフリーペーパーなどで手に入ります。
http://alohafestivals.com

ハレマウマウ・クレーターに向かうロイヤル・コート。
後ろにはハラウ・オ・ケクヒのフラダンサーが、さらに後ろにはたくさんの見物客が続く

プリンセスの戴冠の様子。
鳥の羽根で作られたヘッド・レイと人の髪の毛で作られた首飾りが贈られる

ペレへの奉納のフラを数百年に渡って継承するハラウ・オ・ケクヒ

ロイヤル・コートの前で、ペレへの奉納のフラを舞う。
観客が手に手に構えるデジカメがまるでトーチみたい、とは地元の新聞のコメント
東海岸から太平洋の真ん中まで、地球をほぼ半周する広大な範囲に広がるアメリカ合衆国。その広大な合衆国の南の端っこは、ハワイ島にあるのをご存知でしたか?地図を見ると、東西南北に角が突き出した菱形のようなハワイ島。その南の岬がアメリカ最南端の地で、その名もサウス・ポイントと呼ばれています。
ビーチもあれば、活火山から熱帯雨林、雪の降る高山まで、バラエティに富んだ自然を楽しめるのがハワイ島の醍醐味ですが、このサウス・ポイント一帯も他とは違った風景を目にすることができる場所。ハイウエイ11号線から真っすぐ10マイルほど伸びるサウス・ポイント・ロードを南下すると、たどりつくことができます。途中見えるのは、ほんの数件の農家と放牧された牛。道を下って行くと周囲には遮るもののない乾いた原野が広がり、その寂しげな風景はいかにも最果てという雰囲気。常に強い風が吹いているため、生えている木はみんな斜めに傾いでいるのも不思議な光景です。途中風力発電のための巨大なプロペラ群があるのも、どこか異世界的。
“K・A・L・A・E”と書かれた看板が見えてくると岬まではもうすぐ。やがて右に折れる道が現れるので、こちらにハンドルを切ります。数台の車が止まっているスペースが右下にみえてくると、そこが目的のサウス・ポイント、合衆国最南端の地です!岬は10m以上の断崖が真っすぐ海に落ちる絶壁。目の前に広がるのは4000km先のタヒチまでさえぎるもののない大海原です。崖からおそるおそる覗き込むと海はとても透き通っていて、底の岩や珊瑚がはっきりとわかるほど。この崖には地元の人たちがあちらこちらに腰を下ろしていて、断崖の端から釣り糸を垂れてる姿も見かけます。ところで、この崖にはなぜか、木枠で作られた飛び込み台のようなものがいくつか取り付けられています。これは、度胸試しでダイブする人のためのもの…ではなくて、釣り船を引き上げるための滑車台。でも、海が凪いでいる日には、実際ここから飛び込む若者がけっこういたりするんですよね…。(実は私も飛び込んで、尾てい骨を思い切り水面で打った思い出が…)。やってみたい?自分のリスクで飛び込むのはいいけれど、外海のサウス・ポイントは見た目よりもずっとずっと波の高いところ。もちろんライフガードもいません。ヘタをするとあがって来れなくて溺れる可能性も考えて、くれぐれも無茶はせずに…(というのがやってみての私の感想)。
さて、断崖から海に向かって左手を見ると、沖を航海する船舶のためのビーコンが建っています。この辺りの陸地は海面まで続く低い岩場になっています。実は、ここ、遠く南太平洋からカヌーの旅を続け、ハワイを発見したポリネシア人がはじめてハワイに上陸した場所。昔のポリネシア人がカヌーを繋いだもやい穴が、今も残っているというヒストリック・プレイスです。1000年以上も昔にここにたどり着いたポリネシアの人たち。いったいどんな思いでサウスポイントの風景を眺めたのか、この場所を見て悠久の時に想いを馳せてしまうのは私だけではないでしょう。

海に向かって真っすぐ下りていく荒野の中の道。荒涼とした風景だ。

途中に現れる風力発電のプロペラ。
フィン、フィンと不思議な音をたてて回転するが壊れたまま放置されているものが多いのも、
最果てらしい風景か。

最南端の地は切り立った崖で終わっていた。
この日はお天気がよく、たくさんの釣り人が集まっていた。

いにしえのポリネシア人が長い航海を終えたカヌーを繋いだ穴。
オアフ島のザ・バスはともかく、ハワイのネイバーアイランズには公共の交通機関があまりなく、 移動は車というのがもっぱら。でもその昔、各島には鉄道が走っていたのをご存知ですか?サトウキビのプランテーション華やかなりし頃1800年代の後半から1900年の前半に掛けて、各島にはサトウキビの運搬および旅客用の鉄道網が張り巡らされ、一般の人の通勤などにも利用されていたのです。
ところがこの鉄道、ランニング・コストが格段に安く、小回りの利く自動車—トラックが登場するにつれ、輸送手段としてのメリットを失います。サトウキビ列車は1950年代には廃線になってしまいました。
そのハワイいにしえの鉄道の記録をとどめた博物館がハワイ島にあります。場所はヒロとホノカアのちょうど真ん中に当たる、ラウパホエホエという小さな町。かつての駅長さんの家をそのまま展示室にしたというミュージアムで、そのこぢんまりとした佇まいは、知らなければ素通りしていまいそうなほど。 ところがあにはからんや、この小さな博物館には、鉄道好きもびっくりするぐらいたくさんの当時の写真や資料が詰め込まれています。 当時の列車の旅を写した貴重なビデオを見ることもできますし、駅長室の前には、当時のプラットフォームがそのまま歩道として残されています。また敷地の庭には当時の引き込み線の上に貨車を復元したものや、実際に使われたエンジン(まだ動く!)も展示されています。
ちなみに、このラウパホエホエはハワイ島の東側、ホノカア—ヒロ—パホアを繋ぐ旅客鉄道の駅でしたが、1946年に島を襲った津波によって線路は壊滅的な打撃を受け、廃線になったといいます。ハイウェイ沿いにある、当時の痕跡を今に見る場所も教えてくれるので、ハワイ島のイースト・コーストをドライブする時は、立ち寄ってみてはどうでしょう?いにしえのハワイを垣間みる、ユニークな体験ができるはずです。
ラウパホエホエ・トレイン・ミュージアム
Laupahoehoe Train Museum
営業時間:9:00〜16:30、土・日曜10:00〜14:00
休み:なし(クリスマスなど主要な祝日を除く)
住所:36-2377 Mamalahoa Hwy., Laupahoehoe
電話:808-962-6300
URL: www.thetrainmuseum.com

かつてのプラットフォームは、今は歩道に。建物の壁には当時の駅の様子が描かれている

展示室は、駅長さんが住んでいた当時の様子のまま。ここは駅長夫妻のベッドルームだった

当時の貨車も復元され、庭に展示されている。中央に見えるのは汽車のエンジン。
今も立派に動く。運がよければ動かすところをみせてもらえるかも
今日はハワイ島に伝わる伝説をひとつご紹介しましょう。ハワイ島の花はオヒア・レフアという花。オヒアは火山国立公園やプナ・エリアに広く植生するハワイ固有の樹木で、溶岩が流れた後、不毛の大地に一番最初に生えてくるたくましい植物です。その木に咲く花は木とは別の名前を持っていて、それがレフア。なぜひとつの植物が木と花で違う名前を持っているのでしょう。 それはハワイに古くから伝わる伝説にもとを発しています。ハワイにはたくさんの伝説がありますが、その中でも一番よく知られている話がこのオヒア・レフアの伝説なのです。
かつてハワイ島にオヒアとレフアという美しい恋人同士が住んでいました。ある日、オヒアがハワイ島の南東部にあるプナの森を散策しているところを火山の女神ペレが見かけます。大変ハンサムだったオヒアに一目惚れしてしまったペレは、オヒアに自分の恋人になるよう迫ります。ところがオヒアにはレフアという将来を誓った恋人が。オヒアは丁重にペレの申し出をことわりました。この答えに大変怒ってしまったペレは、すぐさまオヒアをプナの森に生える木に変えてしまい、オヒアは恋人のところへ戻れなくなってしまいます。その日からレフアの受難は始まりました。いつまでたっても戻ってこない恋人を探し求め、レフアは泣きながらプナの森をさまよいました。レフアが泣く度には雨が降り続き、プナの人々はいつまでも太陽の光を見ることができません。この事態に何事かといぶかしんだ他の神々がレフアに事情を聞いたところ、恋人が木に変えられてしまった事で悲しんでいるのだとわかります。同情した神々は、さりとて一旦木になったオヒアを人間に戻す事はできず、代わりにレフアをその木に咲く花にしてあげることで、再び一緒になれるように取りはからったのでした。
この伝説はハワイに住む人なら誰もが知っているお話。今でもハワイアンは、むやみにレフアの花を手折るな、と子供たちに教えます。「むやみにレフアを摘むと、オヒアと離ればなれになった彼女が泣いて、雨になる」と信じられているのです。

コナ沿岸の海はカジキなどの大物ビル・フィッシュ(ビル・フィッシュはクシバシが尖った魚の総称)の釣り場として世界的に有名なところ。水温が暖かく、しかも海岸からすぐに陸だなが落ち込んで海が深いのが、この沿岸にビル・フィッシュが多い理由なのだそう。松方弘樹さんなど日本の太公望もしばしば訪れては、コナでのビッグ・ゲーム・フィッシングを楽しんでいます。
そして、このコナの、夏の大きなイベントがビル・フィッシングの世界大会。約50年前に始まった、歴史とステータスのあるトーナメントで、今年は7月24日から28日の5日間開催されます。参加するのはハワイやカリフォルニア、フロリダなど米国内からはもちろん、日本、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、パナマなど世界中からの27チーム。トーナメントはポイント制で競われ、釣り上げた魚の重さによってポイントが決まります。よりたくさんの大きな魚を釣り上げたチームが勝つわけです。 全部の魚をボートに釣り上げるのでなく、キャッチ・アンド・リリースの場合も得点になります。
ビッグ・ゲーム・フィッシングはいわば一本釣り。 数百キロの魚を数時間掛けて釣り上げるので、ボートを運転する船長の腕やチームメイトの協力も欠かせませんが、基本的に竿に掛かった魚を自分の力だけで釣り上げます。今までの世界記録は93年にレイ・ホーカス氏が釣り上げた1166ポンド(約530kg) のカジキ。大会の事務局が設置されるキング・カメハメハ・コナ・ビーチ・ホテルのロビーにはそのカジキの実物大のレプリカが展示してあります。
競技そのものは海上で行われるので、ボートを出さない限りなかなか観戦はできませんが、帰港するボートをカイルア桟橋で見ることは可能。競技は毎日夕方4時に終了するので、その時刻に桟橋にいけば、巨大なカジキを荷揚げ(?)している満面笑顔の太公望たちにお目に掛かれることでしょう。
第47回ハワイアン・インターナショナル・ビルフィッシュ・トーナメント
日時:2006年7月24日〜28日、ゲームタイムは8:00〜16:00
桟橋での見学は無料
www.hibtfishing.com

釣り上げたビル・フィッシュと記念撮影
(c) Hawaiian International Billfish Tournament

競技は魚との格闘技
(c)Hawaiian International Billfish Tournament
ハワイに住んでいるというと、よく聞かれるのが「日本の食材は手に入りますか?」という質問。答えはイエス。そう、ハワイは日系の移民が多いだけに(今でもハワイ州の人口の約25%は日系)、日本の食材は普通のスーパーでもよく売っているのです。日本から輸入しているものもありますが、お醤油、ミソ、はては納豆まで、ハワイ現地で作って売っているものも少なくありません。 というわけで、和食を作るにも事欠かず、3日に一遍は我が家の食卓にも和風のお惣菜がのぼるという生活。中でも私が、日本よりおいしい!と思うのがお豆腐。そう、お豆腐屋さんもハワイにはいくつもあるのです!ハワイのお豆腐は肉厚というか、固めでしっかりとしていて、大豆の味が濃いのが特徴。豆腐メーカーによっては、日本の絹ごし豆腐のようなソフトなものを作っているところもありますが、それでもやっぱり豆腐の味は濃いように思います。 豆腐はヘルシー・フードとして日系人だけでなくアメリカ人の間にも定着しつつあり、特にベジタリアンにはいまや欠かせない食材にもなっているほど。日本の味だけど、ひと味違うハワイのお豆腐。今度ハワイに来たら、ぜひ一度、お豆腐にトライしてみてください。

ハワイの豆腐は箸では切れにくいぐらいしっかりしていて、
スベスベというよりアバタ面

豆腐メーカーはハワイにたくさんあって、スーパーでも5〜6種類は並んでいる。
この3つはどれもハワイ島のお豆腐屋さん

ハワイのお豆腐屋さんの中でも、 FDA(米国食糧庁)がハワイで唯一、
オーガニックと認定した豆腐 を作っているのがパシフィック・ナチュラル・トーフ。
ハワイ島ヒロ郊外に工場があるので訪ねてみた。豆腐は毎日約1000丁造り、
4、5人のスタッフによる手作りだ。大豆はオレゴンから有機栽培のものを仕入れ、
ニガリは日本製だそう。ハワイ島のスーパーマケット、ナチュラルフード・ストアで手に入る。

パシフィック・ナチュラル・トーフの経営者タイ・カティパーさん。
タイさんは、マイアミ出身のもと弁護士。ドラスティックな転職の訳は…
ハワイに住みたかったから(彼はサーファーなのだ)。
弁護士で豆腐職人のサーファー。かっこいい人生ではないか
ショッピングはハワイ旅行の大きな目玉のひとつ。カラカウア通りのブティック などは夜遅くまで空いているし、ビーチを満喫、ディナーも済ませた後に買い物三昧なんて、なんたって贅沢な楽しみですよね。
ところで…ハワイ島にも、ぜひのぞいてみて欲しいショッピング・スポットがあります。でもね…それはプラダでもヴィトンでもないのです。その名もファーマーズ・マーケット。これは日本でいうところの青空市場です。気候のいいハワイはトロピカル・フルーツをはじめ、農産物がたくさん取れるところ。特にハワイ島は、コナ・コーヒー、マカデミアナッツ、蘭やアンセリウムの花など、世界に誇る農産物がたくさんあるのですが、これら産地直送の果物、野菜、花などがびっくりするぐらい新鮮で、しかもお安く手に入れられるのが、ファーマーズ・マーケットなのです。
ハワイ島の各地でこの青空市は開かれていますが、特に有名なのはヒロのダウンタウンで毎週水曜日と土曜日に行われている市。ビニールシートで日よけが施された市場には、日系のおじいちゃんからしっかり者のフィリピン人のおばさん、陽気なハワイアンの家族やヒッピー風の白人夫婦など、ありとあらゆる人たちが、それぞれ自慢の品を持ち寄って店を並べます。農産物だけでも、パパイヤ、マンゴ、バナナ、パイナップル、ライチー、アボカド。トマトやマウイオニオン、さまざまなレタスや青菜などが山と積み上げられます。自家製のはちみつ、ゴートチーズ、ジャムなどを売る人。ココナッツをその場でカチ割ってジュースを飲ませてくれるお兄さん。 魚屋もあれば、パン屋やお弁当屋さんまででています。ランの鉢植えやアンセリウムやジンジャーなどの切り花もたくさん売られ、市場に彩りを添えます。通りを隔てた向かい側に目を移せば、クラフトショップが並び、手作りのアクセサリーやアート、アジアンチックな雑貨を売ったり、はては手相見やマッサージコーナーも。午前中のピーク時にはたいそうな人出でごった返して、さながら日本の縁日のような賑わいを見せます。自家製のものをまずテスト販売するためにファーマーズ・マーケットに店をだしてみる人も多いので、新しいプロダクツを発見するにも実は穴場なスポットといえます。
短期間のホテルステイだと自炊はできないし、野菜や花などは実用的ではないかもしれませんが、パパイヤやパイナップルなどの果物なら、かんたんなナイフやスプーンを手に入れれば、ホテルのお部屋でも朝に晩に、おいし〜いトロピカル・フルーツが楽しめるはず。またハワイの日常のテーブルにどんな食べ物が登場するのか、それをかいま見るのもまた旅の極意に違いありません。
ハワイ島の主なファーマーズ•マーケット
コナエリア
*カイルア・ビレッジ・ファーマーズ・マーケット
日時:木曜〜土曜
場所:アリイ・ドライブとファラライ通りの交差点角にある公共駐車場内。
*ケアウホウ・ファーマーズ・マーケット
日時:土曜8:00〜12:00
場所:ケアウホウ・ショッピングセンターのエース・ハードウエア前。
*コナ・パシフィック・ファーマーズ・コープ
日時:金曜8:00〜16:00
場所:ケアウホウ湾に下るナポポ・ロードの途中。
南部
*カウ・ファーマーズ・マーケット
日時:土曜8:00〜12:00
場所:ナアレフ・シアター前。
*ヴォルケーノ・ファーマーズ・マーケット
日時:日曜8:00〜11:00
場所:ヴォルケーノ・ビレッジ内クーパー・センター前。
*パホア・ビレッジ・ファーマーズ・マーケット
日時:日曜9:00〜15:00
ヒロ、東部
*ヒロ・ファーマーズ・マーケット
日時:水曜、土曜7:00〜15:00
場所:ヒロダウンタウン、カメハメハ通りとマモ通りの角。
*ホノカア・ファーマーズ・マーケット
日時:土曜8:00〜
場所:ホノカアダウンタウン、ママネ通り沿いホノカア・トレーディング前。
ワイメア、北部
*ハワイアン・ホームステッダー・ファーマーズ・マーケット
日時:土曜7:00〜12:00
場所:ワイメアのダウンタウンからヒロ側へ少しいったハイウェイ19号線沿い。クヒオ・ハレ前
*アンダー・ザ・バニヤン・ファーマーズ・マーケット
日時:土曜7:30〜13:00
場所:コハラ・マウンテンロード(250号線)とアコニプレ・ハイウェイ(270号線)の交差点そば、旧サトウキビ工場跡。

カラフルなトロピカルフラワー。
ハート型にくちばしがついたようなキュートなアンセリウムは
ひと束5〜10本入って$2〜5ぐらい。日本だと1本500円は下らないはず

くだものもよりどりみどり。八百屋のお姉さんが手に持っているのはアボカド。
バナナの手前にあるオレンジ色のはカカオの実、
その右横はブレッド・フルーツ、左の緑の実はマンゴー。
ひさしぶりにワイピオ渓谷に行ってきました。ワイピオ渓谷はハワイ島の北東部に並ぶ5つの谷の一番南側に位置する緑豊かな谷。ハワイに残された数少ない聖地として知られています。 標高差300〜400mの切り立った崖に守られ、外部の人が入りにくかったことから、王族が秘密の会議をするために集まったり、高貴な人を埋葬する場所としても選ばれたというところ。それだけに谷には今もマナ(スピリット)が息づいているといわれ、数々の伝説が語られています。今、谷底には50人ほどが暮らしていますが、電気も電話も通っていなく、未だ4輪駆動車がないとたどり着けません。外界からはある種隔絶された場所ということになるでしょうか。
ワイピオ渓谷は昔からハワイアンの主食だったタロ芋の一大生産地で、今もたくさんのタロ芋農園があります。今回は、そのタロ芋ファーマーのひとり、Tさんに案内してもらって、谷の中をのんびり散歩してきました。
谷の中の道は狭くて曲がりくねった未舗装道。川を渡ることも(もちろん橋などなし)ひんぱんで、土地勘がある人と一緒でないと車の運転も大変。個人の敷地に迷い込んで、住んでいる人の迷惑にもなりかねません。でもTさんのおかげで今回はそんな心配も無用、ひたすらワイピオ渓谷の美しさを楽しみました。
溢れるような緑と、そこかしこを流れる清らかな小川。目を上げれば周囲にはいく筋もの滝が。耳に入るのは、鳥の鳴き声と沢音だけ。タロ芋畑の横でピクニック・ランチを囲み、Tさんや一緒に訪れた仲間とワイピオ渓谷がたどってきた数奇な歴史や伝説を語り合いました。ワイピオの海岸は黄泉の国の入り口があるという伝説があること、人食いザメに変身した少年ネネヴエの隠れ家だったことからその名前がついたネネヴエの滝の話、カメハメハ大王が少年時代に追っ手を逃れ隠れ住んだのがワイピオだったこと。飢饉の時もワイピオだけは豊富にタロが実り島中の飢えを救ったことや、キャプテン・クックが来た頃4000人だった谷の人口は、それから 1世紀で600人に激減してしまったこと。1946年の大津波でダメージを受け、住民のほとんどが谷を離れてしまったこと、でもその津波でもひとりの命を失うことがなかったのは、谷に宿るマナのおかげだと地元の人は信じていること、などなど…。
隔離されたような場所、と書きましたが、それがかえって観光客の目を引くようで、谷の底を訪れる人も少なくありません。そんな観光客を快く思わない谷の住人もいると聞きます。Tさんにそのことを尋ねてみると「僕個人的には、ツアーで来る観光客はガイドがちゃんと目を配っていてくれるからいいと思うんだ。問題は個人でやってくるローカルやレンタカーの人たち。この狭い道を、アドベンチャー感覚でぶっとばしたり、勝手に個人の敷地に入り込んだり、ゴミを捨てたり。でもここは谷のものにとっては静かで安全な住宅地なんだ。誰だって自分の庭先にゴミを捨てられたらいやだろ?住んでいる人のことをリスペクトしない人が困りものなんだよ」。うむ、もっともです。このワイピオ渓谷の素朴で、美しい景観はいつまでも残っていて欲しいですものね。
ビーチやメインの道はパブリックなので、もちろん誰が入ってもとがめられることはありません。でもコレ!をいう観光名所があるわけでもないので、悪路を迷いながら自力でいってもあまり楽しめない可能性があることも事実。谷を訪れたかったら、ドライバーやガイドがついているツアーに乗るのが手軽でおすすめです。
いくつかあるツアーの中で、車で谷を案内してくれるのがワイピオ・ヴァレー・シャトル。1日のツアー催行回数も多いし、一番気軽に参加しやすいのがこれでしょう。もっとアウトドアを楽しみたい!という人には乗馬ツアーがおすすめ。また野趣たっぷりの馬車でのツアー、ワイピオ・ヴァレー・ワゴンツアーもあります。
ワイピオ・ヴァレー・シャトル
www.waipiovalleytour.com/japanese
約1時間半のツアーで1日4回。大人$40。日曜定休
ワイピオ・ナアラパ・ステーブル
www.naalapastables.com(英語)
約2時間半の乗馬ツアー。大人$85。午前、午後の1日2回。日曜定休
ワイピオ・オン・ホースバック
www.waipio.homestead.com(英語)
約2時間半の乗馬ツアー。大人$85。午前、午後の1日2回。日曜定休
ワイピオ・ヴァレー・ワゴンツアー
www.waipiovalleywagontours.com/japanese
約1時間半のツアーで1日4回。大人$45。日曜定休

400mの断崖に守られたハワイアンの聖地•ワイピオ渓谷

清浄な水に恵まれた谷の底にはタロ芋畑がいっぱい

小川?と思いきや、実はこれも道なんです。
写真の手間に写っているのが、Tさんのトラックのボンネット。
なるほどやっぱり4WDが必要

道ばたで遊ぶ馬の親子。
谷底ではなんと馬、ろばのたぐいも放し飼い。
なんとものんびりした場所です

谷底に降りなければ見えない双子の滝ヒイラヴェ。
落差は400mぐらいあります

馬車に乗って谷底をめぐるワイピオ・ワゴン・ツアー
先週末の6月11日はカメハメハ・デー。ハワイ州の祝日でした。ハワイの島々を統一したカメハメハ大王は、屈指のヒーローとして、今もローカルたちに深く尊敬されています。このカメハメハ・デーの一日、ハワイ各地では大王を記念する様々なイベントが行われました。
なかでも大王の生誕の地であるハワイ島ではセレモニーもにぎやか。大王が生まれ育ったノース・コハラでは、カメハメハ大王の像のあるカパアウの街で、大王像にたくさんのレイが飾られ、パレードやフラ、チャントの奉納、ライブコンサートや食べ物のバザーなどが行われます。今年は11日が日曜日に当たったため、セレブレーションは10日の土曜日から2日に渡りました。またもうひとつの像があるヒロでも、レイを捧げてセレモニーが行われ、ココナッツ・アイランド(リリウオカラニ公園横に浮かぶ小島で、モク・オラというハワイの聖地)で、ピクニック・コンサートを開催。よく晴れた休日、思い思いにピクニックシートを広げて楽しむ家族連れで賑わいました。
カメハメハ大王の銅像はハワイに三体あります。よく知られているのはホノルルのイオラニパレス前のもの。そして、今この話に取り上げた、ハワイ島の二体です。その中で、カメハメハ生誕の地にほど近いカパアウにある大王像がこの三体のなかのオリジナル、というのは、ハワイ島の人がよくする自慢話のひとつ。そのいきさつはこういうものです。最初の大王像が建造を終わりハワイに運ばれる途中、輸送船が沈没してしまいます。急遽再オーダーされた像は、無事イオラニパレス前に設置されました。ところがそれから数ヶ月して、この沈没船が引き上げられ、大王像も見つかります。そこでこの二体目、もといオリジナルの像は大王生誕の地であるノース・コハラにまつられることになったのです。

カメハメハ・デーで着飾ったヒロの大王像

こちらがカパアウにあるオリジナル像。
これは普通の日に撮影したので、残念ながらレイで飾られていませんが…

思い思いにカメハメハ・デーのイベントを楽しむロコたち
今年は雨が多くて、涼しい日が続いていたハワイ島。でもいよいよ夏本番という気候
になってきました。暑くなってきたら、やっぱり自然に足が向くのはビーチ!ハワイ島
の東側、ヒロにはいわゆる白砂が広がるビーチではないのですが、とても美しいラグー
ンを持ったビーチパークがいくつかあります。中でも私のお気に入りは通称4マイルビー
チといわれるケアウカハ・エリアのビーチパーク。湾になっているラグーンは、波も
静かで泳ぐのも安全。白砂底の所々に岩があり、 透き通った水はブルーグリーンをし
ていて、他ではちょっと見られない美しい風景です。芝生の庭にはヤシの木がところ
どころに木陰をつくり、寝そべって日光浴や読書するにも最適。ヒロを訪れる人のほ
とんどは、ボルケーノ国立公園というハワイ最大の観光ポイントに意識が集中しちゃっ
ているせいか、これらビーチにやってくるツーリストはあまりいないのです。ロコた
ちだけが知っている、ちょっとした穴場ビーチといえるかもしれません。


4マイルビーチ(James Kealoha Park)
ハイウェイ11号線と19号線の交差点をケアウカハ方面へ(ヒロ空港側から来ると右折)。
約4マイルほど走ると右手にSea Sideというレストラン、左手にコンドミニアムの大き
なビルが見える。そのコンドのすぐ手前のビーチパーク。
5月29日はメモリアル・デーという祝日(戦没者慰霊の日)で、今週末は3連休になるアメリカ。そしてヒロから北に65キロほどの場所にあるホノカアでは、このメモリアル・ホリデー・ウィークエンドに、ロデオ大会が繰り広げられます。ハワイでロデオ?なんだかちょっと意外でしょうか?でもアメリカ合衆国でカウボーイという職業が生まれたのは、実はビッグ・アイランドがはじめてで、ハワイは長いカウボーイの歴史を持っている場所なのです。
もともと大型の動物は生息していなかったハワイ。牛ももちろん海外から輸入されたものでした。最初の牛はカメハメハ大王へのプレゼントとして持ち込まれたのですが、牛肉を食べる習慣もなく、牧畜の知識もないハワイでは、野放しにされた牛は野生化して増え続け、農作物を荒らしたり、時には人に危害を加えるようにもなりました。この牛たちをとらえ、牧畜業をスタートさせたのがジョン・パーカーという人。後に個人所有ではアメリカ一の広大な敷地を持つようになるパーカー牧場の創業者で(現在のパーカー牧場はアメリカで5番目の大きさ)、1847年のことでした。そしてこのパーカー氏が牛の面倒を見る人手を米大陸から雇い入れたのがカウボーイの始まりだったのです。ハワイではカウボーイのことをパニオロと呼びます。それは最初に雇われた彼らがスペイン系(エスパニョーラ)だったから。ハワイ語で発音するとパニオロとなり、それがそのままカウボーイという彼らの職業をさすようになったわけです。
四国の半分の面積を持つというハワイ島には、現在パーカー 牧場以外にも、たくさんの牧場があり、今もパニオロたちは活躍しています。
パニオロの仕事は1年365日、雨が降る日も風が吹く日も屋外で仕事をしなければならないハードなもの。でもこのパニオロたちが年に1度、晴れの舞台として楽しみにしているお祭りがあります。それがロデオ。パニオロたちは町のロデオ競技場に正装して出掛け(もちろんカウボーイ風の)、ロープなげや速翔け、暴れ牛乗りなど、日頃の仕事で鍛えた腕を競うのです。
ロデオ競技は年齢、男女別などにも分かれていて、さっそうとしたパニオロの見事な技に歓声が飛んだり、チビッコたちが暴れ牛の代わりにヒツジに乗るなど愛嬌たっぷりの競技が笑いを誘ったりと、なかなか見飽きません。競馬とは違う、ワイルドな臨場感がすごい!もちろん一般の見学も可能です。
ホノカアではこのメモリアル・ホリデー、土・日・月曜(毎日午後12時スタート)のロデオに先立ち、金曜日の午後3時から深夜11時まで街中でのバーベキューやパレード、ライブなどのお祭りも行われる予定。
ハワイ島にはこの他にワイメアのパーカー牧場、ヒロ、コナなどにロデオ場があり、パーカー牧場で行われるアメリカ独立記念日(7月4日)のロデオも有名です。日本では見ることができないこんなイベントを見に行ってみるのもハワイ島ならではの楽しみかも。
*ホノカアロデオ場:ハイウェイ19号線マイルマーカー42と43の間、Apua Rd.を山側へ入る。

カウボーイハットが決まっているパニオロたち。颯爽としていてカッコイイ!

こんなちびっこも参加!会場の微笑みを誘います

疾走する牛を縄ですばやくとらえる技は見事

暴れ牛に乗るブルライド。血沸き、肉踊るという感じで観客も大声援
ハワイといえば、一番に思い浮かぶイメージは、やっぱり青い海、白い砂浜にパームツリー。ハワイ島には、アメリカの旅行雑誌で全米ナンバー・ワンの美しいビーチに何度も選ばれたことがあるハプナ・ビーチをはじめ、白浜のビーチが島の西側、コハラ・コーストに広がっています。
でもビッグ・アイランドの美しいビーチは、なにも”白い砂”だけに限らないというのをご存知でしょうか。世界に15ある気候帯のうちの11をこの島の中だけで体験できるという多彩な自然を持つビッグ・アイランド。砂浜も同じようにさまざまな表情を持っているのです。
島の南東部には真っ黒な砂浜のビーチが広がります。世界一活発な火山キラウエアのお膝元に当たるこのエリアは溶岩がくだけて出来た砂浜なので、溶岩そのもののように黒々としているのです。有名なのはプナルウのブラック・サンド・ビーチ。砂浜は直径200メートルに満たないぐらいのかわいいサイズのビーチですが、ここの砂は指ですくってみると砂の粒子がキラキラと光っていて、まるで小粒のガーネットのよう!水にぬれたところに太陽の光が当たるとそれはきれいです。このプナルウはアオウミガメの産卵地としても有名で、観光客が海水浴を楽しむすぐかたわらで日光浴をしているカメをよく見かけます。
そしてもうひとつ、ハワイ島ならではの砂浜で有名なのがグリーン・サンド・ビーチ。文字通り緑色をした砂浜なのです!この砂はハワイ島の最南端(=アメリカ合衆国最南端)のサウス・ポイント近くにあります。サウス・ポイントの道の終点から海沿いを北東に3キロほど進んだところにありますが、舗装道路は通っていないので、徒歩でハイキングするか、4輪駆動車でなくてはいけない場所 。そういう意味ではちょっとしたシークレット•スポットです。 徒歩でいくと片道約1時間ぐらいの道のりですが、道は海沿いで平坦なので決して大変なハイキングではありません。
グリーン・サンド・ビーチは小さな湾を小高い半円形の崖が取り囲むような形。崖の階段状になったところを降りていくとビーチにたどり着きます。砂はやわらかなオリーブ色。よく見るとビーチを取り囲む崖全体がほんのりとオリーブ色しているのが分かります。砂は間近でみると黄緑色のガラス状の粒が混じっています。カンラン石といわれる鉱物がその正体。火山の溶岩の中の成分のひとつが細かく砕けてできたものだそうです。
プナルウのブラック•サンド・ビーチはカイルア・コナからもヒロからも車で1時間20分ぐらい、サウス・ポイントまでは2時間弱。少々距離はありますが、ハワイならではの珍しいビーチ巡りで1日を過ごしてみるのも面白いかもしれません。

グリーン・サンド・ビーチ。わざわざ足を伸ばした人だけが見ることができる自然美だ

緑色の砂なんて実際に見てみないと信じがたいが、本当にオリーブ・グリーンをしているのだ

プナルウ・ブラック•サンド•ビーチでは天然記念物のウミガメの姿をよく見かけるけれど、
5メートル以内に近寄るのは禁止されているから気をつけて

真っ黒な砂は太陽が当たるとキラキラと光ってきれい
早いもので、暦はもう5月!ハワイも夏本番の季節です。さて、ビッグ・アイランドの5月の風物といえば、コーヒーの花。最高品種のコーヒーのひとつとして、世界中の人々から愛されているコナ・コーヒーは、ご存知の通り、ビッグ・アイランドのコナサイドで収穫されるものです。カイルア・コナの街からちょっと山手にあがったフアラライ山中腹の、わずか南北40キロがコナ・コーヒー・ベルト。この範囲には大小500を越えるコーヒー農家が並び、香り高いコナ・コーヒーを育てているのです。地図で見ると、島を1周するハイウェイ11号線より山手にママラホア・ハイウェイという旧道が走っていますが、この道の周りがコナ・コーヒーの産地。この時期、このコーヒー・ベルトを通ると、道の両側に並んだコーヒーの木が花盛りなのを見ることができます。
コーヒーの花は1年に2回ほど咲くようですが、一番の最盛期はこの5月頃。真っ白い小さな花が枝いちめんにびっしりと並び、辺りにはクチナシに似た香しい匂いが漂います。コーヒーの木全体が真っ白に見えるほど花が咲くことから、この季節のコーヒーの花はコナ・スノー(コナの雪)との愛称を持つほどです。
この花が終わるとコーヒーチェリーといわれる実がなり始め、この青い実が真っ赤に熟したら収穫期。この収穫期は秋口から年末ぐらいまで続くことになります。

これがコーヒーの花。白くて可憐なこの花が木いっぱいに咲き誇ります。
Photo: Kanako Uchida
前回お知らせしたメリー・モナーク・フエスティバルが先週末に終了しました。今年は参加ハラウ(グループ)が26、個人競技のミス・アロハ・フラのコンテスタントも16名と、近年にはまれに見る出場者を数え、多いに盛り上がった大会でした。
連日夕方6時から深夜に至る競技会でしたが、会場は満席状態。ハワイ州知事も観戦に訪れ、ハワイのミュージシャンなど有名人の姿もちらほらあって、会場はとても華やかな雰囲気でした。
今年の総合優勝を飾ったのは、ハワイ島コハラの『ナー・レイ・オ・カホロク』というハラウ。ミス・アロハ・フラ部門にもはじめてコンテスタントを出し、こちらでも優勝を取ってしまったという、全制覇の快挙でした。
このメリーモナーク・フラ競技会の様子は、夏前にはDVDになって 地元の書店等で販売されます。日本語字幕版も毎年作られ、こちらはネット販売などで手に入るので、トップレベルの本場フラに興味がある方は見てみられてはいかがでしょう。

ミス・アロハ・フラに輝いたバーニス・デヴィス・リムのアウアナ(モダンフラ)のパフォーマンス

総合優勝を果たしたナー・レイ・オ・カホロクのカヒコ(古典フラ)

会場となったエディス・カナカオレ・テニス・スタジアムを埋め尽くす観客
ブログの更新、ちょっと間があいてしまってごめんなさい!
さて、前回お知らせしたメリー・モナーク・フェスティバルがいよいよ始まりました。ハワイはもとより、アメリカ本土や日本からもたくさんのフラダンサーやフラ・ファンが集まって、ヒロの街は華やかな雰囲気に包まれています。メインイベントとなるコンテストは夕方18時からですが、それ以外にも、フラにまつわるさまざまな催しが昼間も行われているので、ご紹介しましょう。
ハワイ好き、フラ好き人には見逃せないのが、クラフト・フエア。本会場のすぐそばのシビック・センター、ダウンタウンのキラウエア通り沿いにあるサンガ・ホール、メリー・モナークのホーム・オフィスがあるナニロア・ボルケーノ・リゾート、ヒロ・ハワイアンホテル、ショッピングセンターのプリンス・クヒオ・プラザなどさまざまな場所で開かれています。フラに使う装飾品、楽器や小道具をはじめ、ハワイアナの商品が洋服からギフトグッズまでいっぱい。このメリーモナークに合わせて新商品を発表するファッション・ブランドもあるほどです。また注目なのは生の花を使ったレイの数々。通常のレイスタンドでは手に入らないような、凝ったつくりのレイや髪飾りもたくさん並び、これは見るだけでも価値有りです。シビックセンターでは特に豊富で、心得た地元の人たちは、ここでレイを購入して夕方からのコンテストに身につけているようです。


クラフト会場では生のレイもずらりと並びます。
今年もイースター(復活祭、キリスト教のお祭り)が近づいてきました。毎年このイースターから1週間に掛けて、ハワイ島ヒロでフラダンス界最大のフェスティバルが開かれます。その名もメリー・モナーク・フェスティバルというこのイベント、トップレベルのフラハラウ(フラグループ)がその華麗な技を競う、フラのオリンピックともいえるお祭りです。この時期になるとヒロの街はなんとなく全体が華やいだ雰囲気になり、ホテルは軒並み満室状態。市内のあちこちでクラフトフェアやフラにまつわる催しが行われ、たくさんの人出で賑わいます。 メインイベントのフラ競技会は木・金・土曜の3日間に渡って開催され、毎年20〜25ほどのグループが金曜日に古典フラ(カヒコ)、土曜日はモダンフラ(アウアナ)の2種目を競います。また個人戦として、ミス・アロハ・フラという独身女性のソロ競技が木曜日に行われます。ミス・アロハ・フラで優勝すると数々のメディアにも取り上げられるほど、地元ではとても名誉なこと。そして競技会は地元のテレビ局で全編生中継されるほど、ハワイでは重要なイベントなのです。それほど人気が高いために、入場券はなかなか手に入りにくいのですが、 競技会が始まる前日、水曜日の夜はホイケと呼ばれるエキシビションoナイトで、誰でも無料で鑑賞することができるので、会場の雰囲気を味わいたい人は出掛けてみてはいかがでしょう。テレビで見れば自宅でくつろぎながらクローズアップで 見られますが、実際に会場に行って見るのはまた格別 。それぞれに趣向を凝らした衣装で舞うトップ・フラダンサーの踊りは息を呑むほど美しいものですし、 観客もそれぞれフラワーレイや生の花の髪飾りで着飾り、会場はとても華やかなムード。そしてそのレイが放つ、甘い花の匂いが会場全体に漂っています。最近は日本でもたいへんなフラブームなので、観客には日本からのお客さんもたくさん見かけるようになりました。 今年のメリー・モナーク・フェスティバルは4月16日からの1週間。競技会は20~22日の3日間で、土曜日の朝にはミス・アロハ・フラの優勝者の街頭パレードが市内で行われます。
メリー・モナーク・フェスティバル
期間:2006年4月16日(日)〜4月22日(土)
日中は市内各地でクラフトフェアやフラのワークショップなどが行われる。
競技会スケジュール:
会場:エディス・カナカオレ・テニス・スタジアム
4月19日(水)18:00〜 ホイケナイト(入場無料)
4月20日(木)18:00〜 ミス・アロハ・フラ競技
4月21日(金)18:00〜 カヒコ競技
4月22日(土)18:00〜 アウアナ競技
問い合わせ:メリー・モナーク・フェスティバル委員会808−935−9168

2005年のミス・アロハ・フラに輝いたマイレ・フランシスコ

女性部門の優勝ハラウ、ナ・レイ・オ・カホロクの古典フラの演技

見事なまでに息の合った演技で知られるフラ・ハラウ・オ・カムエラのモダンフラ
日系の人が多く住むヒロは、気候も日本に似て雨が多いせいか、どこか日本情緒っぽいものが感じられる町。日本食のレストランもたくさんあって、和食の食材や料理はすっかり生活にとけこんでいます。日本から移住してきた我々にとってはとってもありがた〜いお話。そしてさらにスイーツ大好きの私にとっては、感激モノの和菓子のお店があるのでご紹介しましょう。Two Ladies Kitchen という名前の小さなコンフェッティがそれ。ヒロのダウンタウンのはずれ、何軒かのオフィスや店が入る長屋風の建物の中にあります。大きなショーウインドウや飾りもなく、知らなければここにお菓子屋さんがあるなんて気がつかないほど 。店内には番台カウンターと、待つ人のためのベンチがひとつ、と控えめというか質素というか。でもひきもきらずにお客さんが来る、地元の人には大人気のお店なのです。ここで作っているのは、モチ菓子や焼きまんじゅう。作り置きではなくて、1日中作るそばから売っていくから、モチ菓子はまさにモチモチしていてやわらか。中に入るフィリングは、普通のあんこの他に、チョコが入ったり、生クリームが入るものがあったりするのがアメリカ風だけど、どれもほどよい上品な甘さ。そしていちご大福まであるのです。これがびっくりするほど大きくておいしい!ハワイ島にはコナ・コーヒーやマカデミアナッツ、ビッグ・アイランド・キャンディ(ヒロにある有名なクッキー屋さん)など、自慢のお土産品がたくさんあるけど、すぐに渡せる人には、ココの和菓子、私はけっこう利用しているのです(自分も一緒に食べようという魂胆ではけして…)。
Two Ladies Kitchen
住所:274 Kilauea Ave,, Hilo, HI 96720
電話:808-961-4766
営業時間:10:00〜17:00
休日:日•月•火曜
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早いもので今年ももう3月後半。春休みシーズンですね。ここハワイでも、 「春が来たんだなあ」と思わせる風景が、 車を走らせているとあちこちに目につくようになりました。ジャカランダの花が咲き始めたのです。ジャカランダは3月から6月ぐらいにかけて、紫色の花を枝いっぱいに咲かせる木です。葉っぱが茂ってしまう前に花がつくので、木全体が紫色になってそれはそれはきれい!ちょうど日本の桜が葉っぱをつける前に満開になるのと同じですね。それだけにこのジャカランダを“ハワイの桜”と形容する人もいるほどです。唯一違うのは、1週間で終わってしまう桜と違って、ジャカランダは2〜3ヶ月の間花を楽しめるということでしょうか。淡い紫色の花は、遠くからみると霞のようでとても幻想的。ハワイにはきれいな花がたくさんありますが、なかでもこのジャカランダは私のfavoriteのひとつです。ジャカランダは比較的標高が高い場所でよく見かけることができます。ハワイ島ではワイメアの周辺や、南コナのハイウェイ脇などによくはえているので、この時期ハワイを訪れる方は、ぜひドライブ中に気をつけて見てみてくださいね。

まだ咲き始めのジャカランダ。
これはワイメアのパーカー牧場の乗馬場のそばにはえている木です。
曇り空なのがちょっと残念ですが…。
ハワイ諸島は海底火山が隆起して生まれた島々。とりわけビッグアイランドは、世界で一番活発ともいわれる活火山キラウエアがある場所です。それだけに、日本から訪れた人からよく聞かれるのが、「さぞかしいい温泉があるのでは?」というご質問。ところがあにはからんや、ハワイにはいわゆる温泉風呂というのはないのですね〜。私も不思議に思って、ボルケーノ国立公園の地質学者さんに聞いたことがあるのですが、その話によると、ハワイの土壌は水はけがたいへんいいので、地熱で暖まるほど地下水が溜まることがないのだとか。温泉好きの日本人にはとっても残念な話です。でも、ほんのちょっとだけ温泉気分が味わえる場所がハワイでは唯一、ビッグアイランドにあるのでご紹介しましょう。ハワイ島はプナ地区の、アイザック・ハレ・ビーチパークIsaac Hale Beach Parkがそのひとつ。ハワイ島の地図を見るとちょうど東側に出っ張ったその突端あたりになります。パホアに向かう国道130号線から132号線に入り、さらにポホイキに向かうポホイキロードを下ると、その終点。ボートランプがあり、ローカルたちのお気に入りサーフポイントでもある場所です。ランプに向かって右側にある小屋の横を通ってビーチ沿いに進むと、直径5mほどの小さなわき水の池が現れます。このわき水がなんと温泉なのです。地元の人もよく知っていて、サーフィンの後、冷えた体を温めようと、水着姿で入っている人も多々。海水と混じっているので、干潮の時のほうが温かく感じるようです。このビーチパークから海沿いの道を進むと次ぎに現れるのがアハラヌイ・ビーチパークAhalanui Beach Park。ここは堤防で仕切られた海水プールがあって、このプールの中にも温水が吹き出している場所がところどころに。泳いでいる人は、お湯の吹き出し口を見つけては、「ココが温かい!」と大喜びしています。このふたつのビーチパークはヒロから車で約45分から1時間。レンタカーがあるなら、訪れてみるのも面白いかも。ただしこの辺りは人里離れた場所なので、 荷物の管理には気を配り、 人気がない場所に車を置いたり、夜間に訪れるのは控えて。
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ロコたちに大人気のラクチン・シューズ
最近ハワイで流行っているもの。ガーデンシューズのようなスリップ・オン・シューズです。穴がポコポコ開いているので風通しもよく、そのラクチンな履き心地に、一度履きだすともう手放せないという人が続出。男性、女性、おとな、子どもを問わず愛用者はいて、歩いている人を見回せば10人にひとりは履いているといってもいいかも。色もたくさんあって、ポップな感じが楽しいシューズ。私も最近、ロケ中はもっぱら愛用です。冬場でも日中は太陽が照りつけるハワイ、靴下にスニーカーではちょっと暑苦しい、でもビーサンだと仕事先に行くには気が引ける…という場合でも、つま先が閉じているこのシューズならオッケーなのが便利なのですよね〜。ワニのマークのCROCSというメーカーのものが元祖ですが、あまりの人気ぶりに最近ではバッタものもウォルマートなどで見かけます。まだ日本には上陸していないようだけど、この夏ぐらいは流行るかも。ハワイ滞在中に見かけたら、試してみては?ショッピング・モールに入っている靴屋さんや、ヘルシーフードストアなどでもよく見かけます。1足$30弱。
http://www.crocs.com

前回、ハワイにありながら雪が降る山として マウナケアのお話をしましたが、このハワイ最高峰にまつわる最新ニュースを今回はお届けします。マウナケア山は、地球上でも天体観測に最も適した場所のひとつとしても知られ、世界各国の天文台が13も並んでいます。 各天文台のベースとなる研究所は、ヒロの街の高台、ハワイ大学のキャンパスの一部に集まっているのですが、この一角にこの2月23日、全米でも珍しい天文博物館がオープンするのです。
その名も「イミロア・アストロノミー・センター」というこの博物館。一般公開にさきがけて、ちらりと内容を見せてくれるというので見学してきました。
円錐型の3つの棟を持つ建物はなんとも宇宙的。展示室では、宇宙の創世や現在の天文学でわかっていることなどを、ジオラマやビデオ、趣向を凝らした装飾で紹介するほか、ハワイの歴史、文化に関する展示もたくさんあります。とりわけ、古代ポリネシア人がコンパスや海図なしで大海原を航海した伝統航海術(スターナビゲーション)に関する展示は詳しくて圧巻です。
そしてなんといっても目玉なのはプラネタリウムです。これはハワイではじめてのプラネタリウムで、 最新の技術を投入したという本格的なもの。オープン時のプログラムは、マウナケアを中心に、ハワイアンの伝統や文化そして天文学を語るオリジナルのショーだそう。そのレビューを見せてもらいましたが、頭上に360度広がる大画面でみる星空や空撮の画像は迫力満天で、自分が宇宙を遊泳しているような気分になってしまったほどでした。
館内にはカフェやミュージアムショップも併設。新しいハワイ島の名所として、ぜひとも足を伸ばしてみたいミュージアムです。
Imiloa Astronomy Center of Hawaii
600 Imiloa Place, Hilo HI 96720
電話:808-969-9700
開館時間:9:00〜17:00
休日:月曜
入館料:一般$14.50、4〜12歳$7.50
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近未来的な外観が目を引く建物。イミロアとは「真実を求める探求者、冒険者」という意味のハワイ語だそう。
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展示はすべて英語とハワイ語の二重表記。天文だけでなく、ハワイ独自の文化も学べる。
常夏といわれるハワイですが、実は微妙に季節はあるのです。11月から3月ぐらいに掛けては冬といってよく、寒がりの私は朝晩は必ず長袖着用。ちょっと標高の高い場所にある家ではストーブが欲しい時があるほどです。そしてこの時期に時々訪れるストーム。なんとこのハワイに雪を降らせるのです。
ハワイ島の中央に聳えるマウナケアは標高4200m。いくら熱帯ハワイにあるとはいえ、山頂周辺は日が暮れると氷点下になる高山です。今年ハウイでは1月の終わりに数日悪天候が続きましたが、その雨雲がようやく晴れ、ひさしぶりにその 姿を見せた マウナケアは、すっかり雪で覆われていました。実は、マウナケアとはハワイ語で「白い山」という意味。冬になると山頂に雪をいただくこの山をみて、古代ハワイ人は、こんな名前をつけたのですね。そしてハワイの伝承では、マウナケアの山頂には雪の女神ポリアフが住んでいるといわれています。このポリアフは、キラウエアに住む火山の女神ペレのライバルで、このふたりはことあるごとに対立し、たいへん仲が悪いとされています。たしかに火とそれを冷やして消してしまう水の関係ですから、相反するのも当たり前。自然を崇拝して大切にしたハワイアンは、そんな自然現象を神格化して表現したのですね。
マウナケアの山頂は4輪駆動車でないといけず、雪が降った時は危険も増すので、もし行きたければ、ツアーに乗るのも手です。マウナケアは有数の天体観測のスポットで、世界各国の天文台がたくさん並んでいます。この 降るような星空を見るツアーがハワイ島では人気のアクティビティで、山頂での夕陽も見ることができます。この時期参加すると、うまくするとハワイでの雪景色も体験できるかもしれないというわけですね。
ともあれ、冬のハワイ島は、ビーチでは海水浴が楽しめるのに、山を見上げれば雪景色も楽しめる。そんな風景が目の当たりに出来るのは世界中を探しても、この島ぐらいしかないかもしれません。
*マウナケア山の山頂へは4輪駆動車が必要です。また高山病の恐れがあるため、心臓疾患や妊娠中の方、また12歳以下の小さいお子さんは中腹のビジターセンターより上への登頂はできませんので、ご注意を!
嵐が去って晴れ渡った青空の下、雪をかぶったマウナケア
さて、今日は私の住むヒロの話題をひとつ。ヒロといえば日系人のおじいちゃん、おばあちゃんの町、すっかりひなびた情景のレトロな町というイメージが主流。
でも、なかなかどうして、アートやライブ、シアター・イベントなどがさかんに行われていて、マメにチェックしていると、面白いものにも遭遇する。アーティスト人口、けっこう多いのがイースト・ビッグアイランドかもしれません。
そんななかで、先週の金曜日に開催された”Seduced by luxury art show”は、街のキッズたちにちょっとした話題を呼んだアート•イベントでした。場所はダウンタウンのレストラン、カイコドウの二階。街一番のファイン・ダイニングが入るクラシックなビルというロケーションがまずおしゃれ。そしてこのイベントのプロデュースは、あのシグ・ゼーンの秘蔵っ子、クハオ・ゼーンだったのです。
ハワイの植物をデザインしたオリジナルのアロハシャッツで、いまや日本でもすっかりお馴染みになったシグ・ゼーン氏。この2年ほど、ひとり息子のクハオがデザインに参加、親子でコラボレーションした作品をどんどん発表しています。このクハオ君、だがお父さんの名声だけに威を借りるのでなく、自分自身でもブランドを起こし、グラフィック・ワークやパッケージ・デザインなどなどクリエイティブな活動をバリバリ行っている。このアート•ショウもそんなクハオ君の活動の一環だったわけで、地元に住む若手アーティストたちの作品と、音楽のコラボという趣向のイベントでした。当日は街のおしゃれさんたちが一気に集合。バー・コーナーがオープンした夕方ごろからは、すし詰め状態の大盛況だったらしく、予想以上の盛り上がりに、飲み物が早々に売り切れてしまうというハプニングも。私が 駆けつけたのは夜の10時近くだったけど、それでも人ごみをぬって歩かないといけないほどの賑わい。というわけでろくに写真も撮れず仕舞いでしたが、幸い参加したアーティストたちと少しは話すチャンスがありました。(蛇足だけど、お父さんのシグ氏とお母さんで有名なクム・フラのナラニさんも会場にいて、若者たちにまじってラップ・ミュージックを聞いていたのがキュートでした)。彼らはクアオをはじめ、みな20代前半。これからもどんどん情報発信してくれたら、ヒロの街もソーホーみたくなるかも?!?

*Seduced by luxury art showの会場。真夜中近くなってやっと人が少なくなり撮影可能に。ハワイ島のアート&イベント情報は、地元の新聞や、書店などのブリテン・ボードで入手できる。

*プロデュースしたシグ・ゼーンの息子クハオ君。クアオがデザインしたアロハシャツはwww.sigzane.comでチェック&購入可。
ハワイ州観光局のウェブをご覧のみなさん、はじめまして!
通称ビッグアイランド、ハワイ島に在住しているKaoriです。
これから数ヶ月の間、ここビッグアイランドで、私が出会った人、モノ、出来事などをつれづれにご案内していきますので、どうぞよろしくおつきあいくださいね。
このブログへの感想や、ビッグアイランドに関して知りたいことなどがありましたら、ぜひコメントをお寄せください。
ではどうぞよろしく!
Aloha!
K
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